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__弐__ ページ6

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落ち着きたい時や1人で居たい時はいつも
縁側で座り月や星を見上げる。


月を見て何も考えずぼーっとしてるのが日課になりつつある。



しばらく眺めていると後ろの障子が開いた。








煉獄「ここにいたか」


『あ、ごめんなさい起こしちゃいましたか…?』


煉獄「いや、勝手に目覚めただけだ!」


『ふふ、そうですか』


煉獄「こんなところにいたら冷えてしまうぞ?」





そう言って軽く持ち上げられ後ろから抱きつかれる。




『少しぼーっとしたくなって笑』


煉獄「そうか!俺が温めてやろう、好きなだけここに居るといい!」


『はい!ありがとうございます』





ぼーっとしてる間はなにも話しかけずに居てくれる



何を言わずに手を握れば何も言わず握り返してくれる



凄く心地がよかった。






すると彼は口を開いた。





煉獄「A。」


『はい?』


煉獄「……Aは俺が守ろう。だから…俺から離れないでくれ。」





そう言って抱き締める力が少し強くなった。


なんだか珍しかった。
あまりこういうことを言わない人だから少し不思議だった。






『もちろんです。私はずっと煉獄さんのそばに居ますよ』







と言って後ろにいる彼に体を預けた。

__参__→←夜中に目覚めてしまった__壱__



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設定タグ:鬼滅の刃 , 煉獄杏寿郎 , 短編集   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:ちょこぺろ。 | 作成日時:2021年10月16日 14時

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