__伍__ ページ19
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私は刀も使えない訳では無い。
呼吸は無いが…
ずっと呪言を言い続けて喉が使い物にならなくなったら困るだろうということで煉獄さんに稽古をしてもらった。
それがまぁきついこと。
でもそのおかげで刀でも対応できるようになった
『"止まれ"』
相手の動きを止めて素早く手足を切る。
首に刀を振ったが硬すぎる…。
精一杯力を込めて振るがほんの少ししか刀は入らず
そうしてる間に猗窩座の手足は復活していて
思い切り殴られ吹き飛ばされた。
煉獄「っ……炎の呼吸 参ノ型 気炎万象!!」
吹き飛ばされて体を痛めたので
立ち上がるのに少し時間がかかった。
その間に煉獄さんはいっぱい技をだして戦ってくれていた。
だがしかし煉獄さんが体制を崩し猗窩座の一撃をくらいそうだったので煉獄さんに向けて言葉を発したと同時に煉獄さんを守りたくて庇うように足が動いた。
『"飛べ"っ……!!』
私がそう言うと煉獄さんは軽く吹き飛んだ。
鬼の攻撃をくらうよりマシだろう。
だって鬼の手は私のお腹を貫通しているんだもの。
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作者名:ちょこぺろ。 | 作成日時:2021年10月16日 14時