【約ネバ】自宅警備員のモブがマンホールに落ちたらこうなる！【男主】 (ページ36)

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「壊したらママに知らせる？」

.....取り出せばいんじゃね？

「まぁ通知なんてものが実際にあればの話だけど」

「でもママが僕らにわざと発信機の存在を

教えた点を考えると.....」

教えても問題がないってこと

「簡単には否定できない」

「迂闊に触って壊すのも危ない.....」

「壊すのはあくまで逃げる時のみ」

「えぇえ！！？でもじゃあらどうやって壊し方....」

「それなんだけど

この「形」と「大きさ」に思い当たることがある

この件は俺に任せてくれないか」

「いいの？」

「ああ」

「レイが言うならじゃあ任せた」

「あとは『全員を連れ出す方法』

みんなママを信じ切ってることと

多分真実に耐えられないことが問題だな」

「「嘘ついて連れ出す」とかになるのかな」

「それと単純に能力的不足な

わかりやすく言えば足でまとい」

ﾌﾞﾝｯ「レイ！！！」

お、エマが投げたボールを

ﾊﾟｼｯ「でも事実だろ？」

片手でキャッチー！さっすがぁ！

「運動苦手な奴もいるし

ロクに歩けない赤ん坊もいるんだぞ」

「それについては考えた！」

「えっ」

「考えがあるの！」

.......戻るか

「あら、今日もまた2人で読書なのね」

「まぁね」

『いーや、俺はお絵かきー！

書くものないんだよねぇ、ママ描いていい？』

「.....美しく描いてね♡」

『前言撤回、絶対にやだ』

「みんなは？」

「さぁ」

『森で鬼ごっこだよー！』

「貴方もたまには運動しなさいな」

『今度』

「こっち！」

＜『鬼ごっこ？』

「そう、鬼ごっこ

ノーマンが「鬼」でみんなが逃げるの

頭と体を使って

遊びのフリをした訓練ってことか.....」

「それをすれば鬼から逃げれるって

わけじゃないけど

脱獄にせよ、その後にせよ

逃走の基礎力は上げられると思う

体の使い方は私が教える.....

頭の使い方は.....ノーマンとレイが先生で

私たちが生徒」

「Aにも手伝ってもらおう」

「あいつも頭いいからな....」＞

ラニオン

「おっと！

ノーマンはこういうの見てるんだっけ.......

.......

じゃあこっち消して、逆側に跡をつけとこう」

ドン

(ええと.....風下.....？こっちか！)

エマ

「しぃ～～

こっちだよー」

年少者を引き連れるエマ

トーマ

(前より全然捕まらない！

これなら俺もいけるか.......)

「わっ」

出てきたノーマンに捕まってしまう