43 ページ43
永瀬君が男子生徒達を窓越しで見つめていたため、帰りたいのかな？と思い一応聞いてみた
廉「大丈夫……」
『ほんとに？』
廉「…ていうか……アイツらとはもうつるまへんわ」
『え…』
廉「友達はもうお前らだけで十分や」
その言葉に正直言ってびっくりした
永瀬君が私達を友達として認識してくれている事
それが凄く嬉しくて口角が少し上がってしまう
廉「なにニヤニヤしてんねん気持ち悪い」
『気持ち悪いってひどっ！
でもなんか不思議だな〜と思って…
前まで私永瀬君の事大っ嫌いだったけど、今友達って言ってくれてすっごい嬉しいもん
平野君も嬉しいでしょッ…って寝てんじゃん』
平野君に同意を求めようと横を向くと、平野君は吐息を立ててぐっすり寝ていた
『寝ないって言ったじゃん』
廉「さっきからずっと寝てるで」
『いや、起こしなよ』
廉「でも、俺もう帰らんとあかんわ」
どこがでもなのかも分からないけど
永瀬君は携帯を触りながらそう言った
多分家族からだろう
『そっか、じゃあもう帰ろっか
今日はありがとうね！また頼みます』
廉「ミルクティー」
『了解です』
私は『平野君起きて』と言いながら、平野君の肩を叩くと目を擦りながらゆっくりと目を開けた
紫耀「あ、やべっ俺寝てた」
『本当だよ！もう帰るよ』
紫耀「まじか！」
平野君は机に散らばった教科書を雑にリュックの中にほうり込むと
先に出口で待っていた私達の方に走ってきた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1300人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はな - もし、わざとならすみません。m(｡>__<｡)m (2020年9月18日 17時) (
レス) id: a2ac080e81 (このIDを非表示/違反報告)
はな - 「会わないかもしれない」の所「合わないかもしれない」になってますよ。 (2020年9月18日 17時) (レス) id: a2ac080e81 (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - チャンサキさん» ありがとうございます！！そう言って頂けるとすごく嬉しいです！ティラノな王子様2もできたのでそちらも読んでくださると幸いです。あと、いつもコメントありがとうございます。すごく励みになってます！！ (2020年3月31日 22時) (レス) id: 69ce0864de (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - ななみさん» 更新させていただきました！ついでに続編も出来ました！！ティラノな王子様2では恋愛要素多めにする予定なのでそのまま見てくださると嬉しいです！あといつもコメントありがとうございます。めっちゃ嬉しいです (2020年3月31日 22時) (レス) id: 69ce0864de (このIDを非表示/違反報告)
チャンサキ(プロフ) - またまたコメントしちゃいます！相変わらず面白いお話書いてますねー！？笑笑。こりゃ、一波乱ありそうで楽しみです、、(・∀・) (2020年3月30日 22時) (レス) id: 9fdd9e92a3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ミミ
| 作成日時：2020年3月20日 21時
