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『ねぇ、やっぱりお金返すよ』








紫耀「ほんとに大丈夫だから」








パンケーキを食べ終わった後、お会計をしようとリュックから財布を出そうとすると紫耀は早々とレジに向かい私の分まで払ってくれたのだ









紫耀「俺から誘ったんだしさ」








『でも…』








紫耀「じゃあ、またなんか奢ってよ
放課後遊びに行ってさ」






『別にいいけど…』









紫耀「あ、今確かにいいって言ったな!!
これでまた放課後Aと遊ぶ口実できた」







やられた…




色んな意味でやられた…







今日は紫耀のペースに振り回される







紫耀「てかさ、今週Aの誕生日だね」







『うん』







紫耀「今年も俺の家族とAの家族で過ごすのか」






『今年はね…廉がどっか行こうって誘ってくれたの』







紫耀「そっか」






紫耀の顔が若干悲しそうになった気がした







「A?」






そんな会話をしているといきなり後ろから声が聞こえた






私と紫耀は同時に振り向くと







そこには廉が立っていた









や、やばいこれはやばい状況だ






廉にはすぐに家に帰れって言われてたのに、しかもよりによって紫耀と放課後遊んでいたなんて知られたら廉を悲しませる事になる





私は必死に言い訳を考える





『れ、廉これはね』






私が言い終える前に廉は私の腕を持って、紫耀の前を通り過ぎる






まるで紫耀を透明人間かのように






紫耀の方を見ると紫耀も驚いた顔をしている






廉が込める力がどんどん強くなっていき振りほどこうにも振りほどけない









そして何分歩いただろうか






廉はいきなり立ち止まり、クルっと私に顔を見せた






その表情は怒っているのか悲しんでいるのか


なんとも言えない表情だった

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設定タグ:平野紫耀 , 永瀬廉   
作品ジャンル:恋愛
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ミミ(プロフ) - ななみさん» 最後まで読んで頂きありがとうございました!そう言って頂けると書いて良かったなと思います。書きたくなったらまた戻ってくると思うので約束なしで待っててください!! (2020年2月21日 14時) (レス) id: 69ce0864de (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - 箱推しティアラ??さん» 最後まで見て頂いて、そして嬉しいお言葉ありがとうございます!!また書きたくなったら多分すぐに戻ってくると思います笑 (2020年2月21日 14時) (レス) id: 69ce0864de (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - 完結おめでとうございます。それぞれの想いがすごく伝わってくる作品で、ドキドキしながら読ませていただきました。紫耀君からのBDメールは涙が止まりませんでした。また是非読ませてください。その日まで約束なしで待ってます。 (2020年2月20日 22時) (レス) id: 6b92244ddf (このIDを非表示/違反報告)
箱推しティアラ??(プロフ) - 完結おめでとうございます!これが最後の作品になるかもしれないのですね・・・。でも、戻ってきてくれるの待ってます!最後かもしれない作品を最後まで読めてよかったです!(^^)! (2020年2月20日 22時) (レス) id: 0d9bac845e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミミ | 作成日時:2020年1月21日 16時

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