72 ページ22
制服を着て家を出ると廉との待ち合わせ場所に急ぐ
『ごめん待った?』
廉「いや、俺も今来た所
ほな行こか」
廉は手を差し伸べてくる
これって…手を繋ぐって事だよね?
私は恐る恐る自分の手を廉の手に近付けると、廉は「遅いわ」と言って強引に私の手を絡ませた
廉との時間は私にとって凄く凄く幸せだ
廉といると紫耀の時みたいに辛い思いをしなくて済む
辛い時もいつも笑顔をくれたのは紛れもなく廉だ
だから…紫耀の事はもう忘れよう
紫耀の事なんてもう……もう……
すきなんかじゃない
廉「あ、ていうか来週末Aの誕生日やろ?」
『えっ…あ、そっか』
私今週誕生日なんだ…
色々ありすぎて、忘れてた
廉「そっかってなんやねん
自分の誕生日忘れてたんか」
『あはは
そうみたい…もう私も17歳か』
廉「でさ、ここから本題やねんけど〜
今年の誕生日は俺と過ごさへん?」
上目遣いで見てくる廉
恋人だったら誕生日を一緒に過ごす事なんて普通なのか
ずっと誕生日は紫耀と過ごしてたしな
廉と過ごすって事は今年は紫耀と過ごせないってことだよね
いやいや、なに悲しいみたいな事考えてんのよ私!!
今は廉一筋なんだから
『過ごす!!』
私は食い気味にそう廉に言った
1573人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「平野紫耀」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミミ(プロフ) - ななみさん» 最後まで読んで頂きありがとうございました!そう言って頂けると書いて良かったなと思います。書きたくなったらまた戻ってくると思うので約束なしで待っててください!! (2020年2月21日 14時) (レス) id: 69ce0864de (このIDを非表示/違反報告)
ミミ(プロフ) - 箱推しティアラ??さん» 最後まで見て頂いて、そして嬉しいお言葉ありがとうございます!!また書きたくなったら多分すぐに戻ってくると思います笑 (2020年2月21日 14時) (レス) id: 69ce0864de (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - 完結おめでとうございます。それぞれの想いがすごく伝わってくる作品で、ドキドキしながら読ませていただきました。紫耀君からのBDメールは涙が止まりませんでした。また是非読ませてください。その日まで約束なしで待ってます。 (2020年2月20日 22時) (レス) id: 6b92244ddf (このIDを非表示/違反報告)
箱推しティアラ??(プロフ) - 完結おめでとうございます!これが最後の作品になるかもしれないのですね・・・。でも、戻ってきてくれるの待ってます!最後かもしれない作品を最後まで読めてよかったです!(^^)! (2020年2月20日 22時) (レス) id: 0d9bac845e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ミミ | 作成日時:2020年1月21日 16時