俺の貞操が非常に危険です。【鬼滅の刃】

貞操３７ ページ41

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「 たｯ、助けてぇぇ！！ 」


「 いや、正光さん···ｯ·····、いやぁぁ·····！！！ 」


「 化け物だｯ···！！ 」





任務帰りに突然聞こえて来た、人の叫び声。



怯えるような子供の泣き声

助けを求める女の人の声

必死に抵抗している勇ましい男の人の声






『 もし、そこのお姉さん。化け物はどこへ？ 』



「 ｯ、あっちです！お願いします！！どうか、どうか息子を助けてくださいｯｯ！！！ 」




指を指された方向に急いで飛んでいけば、そこは既に血にまみれ悲惨な状態だった。


臭い、臭い。酷い臭いで鼻が曲がりそうだ。



任務帰りでただでさえイライラしてるんだ。

これ以上イライラさせるなよ、ゴミが。





でも可笑しいな、死体が全部男だ。


そこに居たのは見覚えのある刺青の入った赤髪の鬼だった。






『 もしもし、そこの化け物さんよ 』


「 ···お前、この間俺と杏寿郎との戦闘を邪魔してきた奴か 」


『 ゎ、ちょ、 』




急に腕を引っ張れたかと思えばグイ、と顔を近づけられる。






「 お前も強かったな···！二対一とは言えども俺は確かにお前に押されていたぞ 」


『 ···ギャーギャーギャーギャーうるせぇんだよ 』


「 いいな、その目も。嫌いじゃないぞ！

お前、名前はなんて言うんだ？ 」




鬼に教える名前なんか、





『 ハッ、お前に教える名前なんかねーよ 』



「 そうか、だが何度でも聞くぞ！名前はなんだ？ 」




なんだよ鬱陶しいなコイツ·····！！









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猗窩座 (何歳よこの子)

Aの強さに惚れてしまった。Aを見ると何故か懐かしく思うらしい。
Aのことはずっと女だと思っていたらしく、今更食べる気もわかないため鍛錬相手のように接している。





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