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深澤「 A、おきて 」
「 ん〜……ふっか、？ 」
深澤「 そう、着いたって食べ歩き 」
肩をユラユラ隣から揺らされて重たい瞼を開くと案外近くにあったふっかの顔に少し顔を引いてしまう。
…………ふっかの顔近いのいつまで経っても慣れない、な。
深澤「 んは、顔真っ赤じゃん(笑)」
「 うるさい 」
肘でコツン、とふっかの身体を突くとごめんごめん。わら って頭を撫でられるからまた顔が赤くなっていくのが自分でもわかった
……甘いの！ふっかが！！！
深澤「 ほら、俺ら最後っぽいよバス 」
「 わ、ほんとだ 」
「 もしかして私起こすの待ってくれてた？ 」
深澤「 ご名答〜〜。わら 」
「 ええ、ごめんそれは、」
深澤「 A以外と回ってもおれ嬉しくないもん。わら 」
そんなキュンキュンするような言葉を¨もん¨なんて語尾に付けてくるふっかはずるすぎる。
私がときめく方法知ってるんだもん。
深澤「 どーする？ 降りる前に一発ちゅーでもしとく？ 」
「 しません 」
深澤「 今日の朝あんなにちゅっちゅしたのに？ 」
「 〜〜っ、もうふっかの馬鹿！ 」
なんの恥ずかしげもなくそんな事を笑顔で言いながら荷物を纏めるふっか
深澤「 はい降りるよAちゃん 」
「 ん、まって、」
スマホと財布と鞄を持って先に通路に出ていたふっかの手を借りて椅子から立ち上がるとその手をキュッ、と繋いでくれて
深澤「 転んだら危ないもんね 」
なんて笑われる。
「 ふっか 」
深澤「 ん？ 」
「 ありがと、」
深澤「 なにが？わら 」
「 ……色々、うれしい 」
そう言うともう一度トン、と椅子に座らされてはちゅ、とリップ音。
…………また、キスされた。
深澤「 運転手さんにバレないようにちゅーすんの興奮すんね？わら 」
そんな言葉と共に歩いてくふっかの背中を追いかけて、
「 なんかふっかどんどんチャラくなってる、」
深澤「 なってねーわ！わら 」
あまりにも隣の子が可愛いから虐めたくなっちゃう なんて言いながら先を歩くのは、ほんとにほんとにずるいんだけどな
バスから降りて手を離そうとすると離すまい、ともっと強く握られるから
「 ふっか？ 」
深澤「 もう皆行ったんだし、2人で京都デートしよ？ 」
「 ん、」
深澤「 …あ〜もう、まじでかぁいいんだけどお前 」
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ayaka(プロフ) - 更新楽しみにしてました！！すごく嬉しいです！！ (5月1日 1時) (
レス) @page31 id: d413d8c2c2 (このIDを非表示/違反報告)
Rin.usss(プロフ) - 更新待ってます。 (12月3日 15時) (レス) id: 47605cf24d (このIDを非表示/違反報告)
たくみ - 続きお願いします！！ (10月20日 17時) (レス) @page28 id: d06caedf89 (このIDを非表示/違反報告)
黒狐*(プロフ) - 続き見たいです… (2023年4月2日 0時) (レス) @page1 id: c7c0d392cd (このIDを非表示/違反報告)
なかまる - めちゃくちゃドキドキして、最初から最後まで一気読みしてしまいました！更新してくれたらうれしいです！ (2023年3月5日 9時) (レス) @page28 id: 31b76def9c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゅん
| 作成日時：2021年1月23日 1時
