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大我side
頑丈な扉の部屋に入ってから、手を縛っていた縄と口を覆っていたタオルが外された。
武部「そこに座れ。」
俺は言われるがままに座った。
俺が座ったのは質素なベッドの上だった。
この部屋にはベッドが2つある。
1つは、今俺が座ってる質素で白いベッド。
もう1つは、同じベッドだけど赤いベッド。
その赤い色の正体は、血だ。
その証拠に、ベッドの周りにはナイフやチェーンソーが落ちている。
何をする気なんだ？
それにしても寒い。
冷凍庫のような寒さで手足がかじかむのがわかった。
しばらくして、誰かが部屋に入ってきた。
？「やぁ、京本くん。また会えたね。」
大我「誰？」
？「忘れちゃったのかい？安達だよ！」
大我「安達さん？安達さんがなんでいんの？」
安達「京本くんに用があってね。」
そう言われて、安達さんは俺の手をとった。
安達「ん？何この跡？」
それは縄で縛らていた時に手首についた縄の跡だ。
安達「誰？これやったの。」
武部「すみません！あまりに京本くんが抵抗するもんで！」
白柏「優しく縛ったつもりだったんですが･･･」
安達「ﾁｯ、優しくしたかどうかじゃねぇよ！縛るのがダメだって言ってんだよ！」
白柏「申し訳ございません！」
安達「今すぐ出ていけ！」
武部「わかりました。」
俺は安達さんの豹変した態度に驚いた。
何をそんなに怒ってるの？
この人、普通じゃない･･･
安達「ごめんね。急に怒って。」
大我「何？何がしたいの？」
俺の質問に安達さんは笑みを浮かべた。
安達「キレイに飾られた手を見ただろ？あれだよ。」
大我「え？」
安達「俺ね、色白のキレイな肌が大好きなんだよ。だから京本くんのその肌･･･欲しいんだよね。」
俺は、あまりの衝撃に戸惑いを隠せなかった。
安達「ほら、見せてよ。」
安達は再び俺の手を握った。
大我「触るな！」
安達「そんなに怒らないでよ。」
大我「俺の肌が欲しいって何？俺の手を切断して、あの部屋に並べるのが目的？」
安達「そう。コレクションしたくてね。でもね、手だけじゃないよ？」
大我「は？」
安達「京本くんの体の中で1番キレイなパーツを選んで飾ってあげる。だから見せて？」
次の瞬間、安達は俺をベッドに倒した。
安達「大人しくしてて。今から選んであげるから！」
そして安達は俺のシャツに手をかけた。
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りのの(プロフ) - たなたなたなさん» え🤭嬉しすぎます😍ありがとうございます！ (2023年3月5日 10時) (
レス) id: 90278faf3f (このIDを非表示/違反報告)
たなたなたな - 最後の樹の「殺せるよな、俺なら」でゾクッときました。占ツクの中で1番好きな作品な自信あります。 (2023年3月5日 1時) (レス) @page33 id: bf8d3df001 (このIDを非表示/違反報告)
りのの(プロフ) - ななもちさん» ありがとうございます☺️頑張ります！！！ (2023年3月4日 17時) (レス) id: 90278faf3f (このIDを非表示/違反報告)
ななもち - シーズン２ありがとうございます！いつも楽しく読ませていただいてます。更新これからも頑張ってください！ (2023年3月2日 21時) (レス) @page32 id: 642ec90a16 (このIDを非表示/違反報告)
りのの(プロフ) - たなたなたなさん» ただいまです！いつも優しいコメントありがとうございます！おかげで頑張れます😊 (2023年2月5日 17時) (レス) id: 90278faf3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りのの x他1人 | 作成日時：2022年10月26日 20時
