９２話 ページ8
潮留家
玄関で光が靴を履いてどこか行こうとしてたのでAが呼び止めた
『あれ、光どっか行くの？』
光「あー、ちょっと散歩に」
『あ！私も行きたい！』
光「んっじゃ、行くか」
『うん！』
そして靴を履き玄関をでると庭であかりさんと美海ちゃんが洗濯物を干していた
あ「お、どうしたのー？」
光「ちょっと散歩してこようと思ってさ」
あ「無理しないんだよー！」
『はーい！』
海についた光とAは海村に向かって泳いだが何かに邪魔をされ海村にいけづ海から上がると
紡「おい！…何やってんだ？」
船に乗った紡がいた
『紡…？』
光「何って、泳いでんだよ」
紡「なんで、翔やちさきに会いに来ないんだ？」
光「何でこっちから行かなきゃいけねーんだよ」
紡「ほんと変わらないな…」
懐かしいように紡はつぶやいた
光「っ！！…当たり前だっての…」
光はそう言うと泳いで紡が乗ってる漁船に飛び乗った
光「俺は一昨日なんだよ！！」
光はそう言って紡の胸倉を掴んだ
『光！』
光「一昨日なんだおふねひきは！！俺にとって時間なんて全然たっちゃいねーんだよ！！」
Aは海から漁船に乗って光を抑えた
『ちょっと光、落ち着いてって…！」
光「今だってもう十分参ってんだよ…あかりにガキいるし…みんなだって…！夏だってのに景色までみーんな変わっちまって！！そうだよ…翔とちさきにヒョイヒョイ会えるわけねー…ずっと一緒にいたんだよあいつらとはその翔とちさきが変わっちまったら…これ以上変わっちまったもんを見たくねぇー！！！疲れんだよ！！いろいろ考えたくねー！知りたくねーんだよ…」
『光…』
光「漁協のおっさんらは旗を渡してくるしよ…」
紡「おふねひきの時振ってたやつか？」
光「あぁ…あの旗…俺が振ってたら迷わないって…まなかが…」
光は紡から手を離して視線をしたにずらして泣きそうになっていた
光「なのに…迷ってんの俺だ…まなかも要も親父もみんなもまだ海中で…」
紡「冬眠してるんだから、心配することない、お前達が戻ってきたことで証明された」
光「だけどっ！！…」
紡「あの時、何かあったのか？」
光「また潜ってくる」
紡「意味ないぞ、どのみち汐鹿生には入れない…光「わかってんだよ！」
そう言って光はまた、海に潜った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 127人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ沿い」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なずさ(プロフ) - 美貴さん» ありがとうございます！！本当に応援の言葉が励みになります(´;ω;｀)最終章までお付き合いいただけたら嬉しいです！ (2020年12月8日 20時) (
レス) id: a5647d47c0 (このIDを非表示/違反報告)
美貴(プロフ) - ヤバイ！展開が超気になります！これからどのような展開になるか考えただけでワクワクが止まりません！無理はせずに自分のペースで更新をしてください！！頑張って下さい！応援してます！ (2020年12月7日 22時) (レス) id: a16bbe48e9 (このIDを非表示/違反報告)
なずさ(プロフ) - 美貴さん» わぁ！ありがとうございます(´;ω;｀)本当に嬉しいです！ (2020年12月6日 17時) (レス) id: a5647d47c0 (このIDを非表示/違反報告)
美貴(プロフ) - 更新楽しみに待ってました！また一気に読んでしまいました！これからの展開がとても気になります！ (2020年12月5日 17時) (レス) id: a16bbe48e9 (このIDを非表示/違反報告)
なずさ(プロフ) - むあさん» 消しませんよ！完結までちゃんと書きます！ (2020年12月5日 16時) (レス) id: a5647d47c0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なずさ | 作成日時：2020年6月7日 21時
