１０９話 ページ28
要「悪気はないさ」
光「わかってる…なぁ、本当に眠ってるだけだよな？」
要『「光…」』
光「冬眠…なんだよな…うろこ様にや大人たちが嘘ついてるわけじゃないんだよな…」
要「だったらどうして僕たちが目覚めたの？」
光「そうだよな…俺のわがままなんだ」
『光？…』
光はそう言うとジャンプして階段の降りる一歩手前で着地した
光「美海の産みの母ちゃんは海の人間だっただろ？やっぱ、せっかくなら綺麗だって思ってほしかったんだ…」
Aと要、光は別れて自分の家に向かった
『私も…』
要「え？」
『私も美海ちゃんには綺麗な汐鹿生を見てほしかったな…』
要「…今はきっと無理だろうけど、いつかいつか見てほしいね美海ちゃんに」
『うん』
要「じゃあ、僕こっちだから」
『うん、わかった…また後で！』
Aは要と別れて自分の家に走って行った
雨宮家
『ただいま…』
ガチャ
Aは家に入ると家はやっぱりシーンとしていた
(この前までは、お母さんやお父さんのおかえりがあったのに…)
Aは、父母を探し２人の部屋に向かった…そこには冬眠している２人がいた
『お父さん、お母さん…ただいま』
Aは２人を見つけると嬉しそうに微笑んだ
『あのね…あのおふねひきの日から５年たってたんだって…全然そんな感じしなくてさ〜！だけど翔とちさきがねもう高校卒業したんだよ？フフフ〜、なんか変な感じだよね！』
明るく話していたAだけど、また暗い顔になった
『…私、翔ともう双子じゃなくなっちゃったんだ…そしたらさ、なんか急に寂しくなっちゃって…変だよね、５年たった翔といつも通りにケンカしてるのに…それなのに……って、暗い話してごめんね！私と翔は普通に元気だからね！お父さん達も早く起きてよ！早くお母さんのご飯、食べたいし！…じゃあ行くね！いってきます！』
そしてAは２人の部屋を後にし家をでて美海ちゃんを別れた場所に向かった
『あれ？要？美海ちゃんは？』
要「A！実は美海ちゃんがどこにもいなくて…」
『えぇ！』
要はAが驚くのを見た後、光がこっちに歩いてきているのに気づいた
要「光！美海ちゃんがいない、どこにも行くなって言ったのに…」
光「ちゃんと探したのかよ？」
要「もめてる場合じゃないどだろ」
光「そうだな…探そう！」
『ねぇ！あれって！』
Aは周りをキョロキョロしていると、足跡を見つけた
光「行こう！」
光たちは足跡をたどっていった
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なずさ(プロフ) - 美貴さん» ありがとうございます！！本当に応援の言葉が励みになります(´;ω;｀)最終章までお付き合いいただけたら嬉しいです！ (2020年12月8日 20時) (
レス) id: a5647d47c0 (このIDを非表示/違反報告)
美貴(プロフ) - ヤバイ！展開が超気になります！これからどのような展開になるか考えただけでワクワクが止まりません！無理はせずに自分のペースで更新をしてください！！頑張って下さい！応援してます！ (2020年12月7日 22時) (レス) id: a16bbe48e9 (このIDを非表示/違反報告)
なずさ(プロフ) - 美貴さん» わぁ！ありがとうございます(´;ω;｀)本当に嬉しいです！ (2020年12月6日 17時) (レス) id: a5647d47c0 (このIDを非表示/違反報告)
美貴(プロフ) - 更新楽しみに待ってました！また一気に読んでしまいました！これからの展開がとても気になります！ (2020年12月5日 17時) (レス) id: a16bbe48e9 (このIDを非表示/違反報告)
なずさ(プロフ) - むあさん» 消しませんよ！完結までちゃんと書きます！ (2020年12月5日 16時) (レス) id: a5647d47c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なずさ | 作成日時：2020年6月7日 21時
