ビョーキなふたり ページ19
木原家
『ただいまー…って、誰もいないのか…』
あの後、光たちと解散したAは家に帰ると家には誰もいなかった
プルルルル
誰もいなく静かだったので電話のコール音が玄関で響いた
『あ、電話…もしもし、木原です』
〈至「あ！もしもし！Aちゃん？至です！」〉
電話をかけたのは焦っているような至さんだった
『はい！Aです！どうかしたんですか？』
〈至「さっき、漁協の人から電話が来て！要くんが目を覚ましたって！
『！！』
〈至「今、漁協にあかりと―」〉
Aはそれを聞くと電話も切らずに玄関から飛び出した
〈至「あれ？もしもし、Aちゃん？もしもーし！」〉
『っ…要！！』
Aはおふねひきの時、助けられなかった要の事を思いながら走っていた
『要！！』
ドアをおもいっきり開けると
光「A！」
先に来ていた光と美海ちゃんとあかりさん、教授…そして
要「おはよ、A」
要がいた
『はぁっはぁっ…要…良かった…』
要「大丈夫？凄い息切れしてるけど」
『至さんに…で、電話もらって…全力で…って、あぁぁぁぁ！』
走って息切れしたAは今度は青ざめた顔をして大声をだした
光「るっせーな！なんだよ！」
『やばい！どうしよ！電話、切らずにほっぽって来ちゃった！？翔に怒られる！！』
光「知るか、んなもん…」
あ「そう言えば、Aちゃんはちさきとかに言ったの？要の事？」
あかりさんのその言葉を聞いて顔が真っ青になった
『…うん！やばい！なんも言ってない！どーしよ！？』
要「…ちさきたちに言うの忘れるくらい僕の事心配してくれたの？」
『当たり前でしょ！！』
要「…そっか」
要はその時、少し顔を赤くして嬉しそうに微笑んだ
あの後、あかりさんにお願いして至さんにちさきたちに伝えるように頼んだ
教授と要が話をしているのを聞いてると、電話もらったのか、ちさきと翔が息切れしながら来た
ち/翔「「要！？」」
要「本当に地上に残ってたんだ」
ち「要…」
要「元気そうだね、翔、ちさ…！」
泣きそうになっているちさきや翔に、要がそばに行こうとすると2人と一緒に来たのか紡が来た
紡「しばらく、要」
要「紡？」
紡「あぁ」
翔「要？どうかしたのか？」
ち「！…なんでもない…おはよ、ちさき、翔、紡」
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なずさ(プロフ) - 美貴さん» ありがとうございます！！本当に応援の言葉が励みになります(´;ω;｀)最終章までお付き合いいただけたら嬉しいです！ (2020年12月8日 20時) (
レス) id: a5647d47c0 (このIDを非表示/違反報告)
美貴(プロフ) - ヤバイ！展開が超気になります！これからどのような展開になるか考えただけでワクワクが止まりません！無理はせずに自分のペースで更新をしてください！！頑張って下さい！応援してます！ (2020年12月7日 22時) (レス) id: a16bbe48e9 (このIDを非表示/違反報告)
なずさ(プロフ) - 美貴さん» わぁ！ありがとうございます(´;ω;｀)本当に嬉しいです！ (2020年12月6日 17時) (レス) id: a5647d47c0 (このIDを非表示/違反報告)
美貴(プロフ) - 更新楽しみに待ってました！また一気に読んでしまいました！これからの展開がとても気になります！ (2020年12月5日 17時) (レス) id: a16bbe48e9 (このIDを非表示/違反報告)
なずさ(プロフ) - むあさん» 消しませんよ！完結までちゃんと書きます！ (2020年12月5日 16時) (レス) id: a5647d47c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なずさ | 作成日時：2020年6月7日 21時
