死にたがり 16 ページ17
春千夜side
屋上に着くと懐かしい匂いタバコのがした。
雪が降っていて軽くつもっているがそんなことは気にせず匂いがする方へ行った。
「はるちよ、久しぶり」
雪がない場所でAが座ってタバコを吸っていた。
9月にあった時よりも酷くやせ細り腕も足も細くなっていた。そんな弱った姿も俺は美しいと思った。
俺は我慢できずAを抱きしめた。
「はるちよ、どーしたの笑甘えたさんですかー?」
『うるせーよ。お前どこいってたんだよ。』
Aはタバコを地面にぐいっと押し付けポイッと投げた。
「んー寝てた」
おいおいおい。今2月だぞ。お前消えたの9月。6ヶ月も寝てたと可愛すぎるだろ。会いたすぎて家にがん凸してやろーかって何度考えたことか。
『そっか。』
「はるちよあったかいね。」
Aは俺を抱きしめ返した。
あぁ。このままこいつとふたりで死んでしまおうか。
なんて考えは雪の中に消えていった。
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@ZYUR - あの、パクリですか? (11月22日 22時) (レス) id: d21974408e (このIDを非表示/違反報告)
んなぁぴゃんぴゃん(プロフ) - 錆猫さん» そう言っていただけると嬉しいです!笑書いてて楽しいって思えるのは読者の皆様のおかげなのであらためてありがとうございます!!! (2021年9月20日 8時) (レス) id: 809276b97e (このIDを非表示/違反報告)
錆猫(プロフ) - 完結おめでとうございます!!主さんのはるちよ最高でした!!なんというか、お話が綺麗でとても大好きです!過去作も次回作も読ませていただきます! (2021年9月20日 8時) (レス) id: 5bb6e7e4d5 (このIDを非表示/違反報告)
んなぁぴゃんぴゃん(プロフ) - 名無しさん» クソみたいな小説読んでいただきありがとうございました笑ぜひぜひ読んでいただけると嬉しいです^^* (2021年9月19日 22時) (レス) id: 809276b97e (このIDを非表示/違反報告)
名無し - まさかの展開に思わず声が出ました。。最高の作品です!!!これからも繰り返し読みたいと思います(^^)完結おめでとうございます!!! (2021年9月19日 22時) (レス) id: f68d781c31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:んなぁぴゃんぴゃん | 作成日時:2021年9月16日 23時