第九十一話 巻き込まれた11文字の殺人 ページ10
――悟ヶ原((ry
「はぁ…………なんかよう判らんことになってきたなぁ。」
額を押さえ、種田長官はため息をついた。
まぁ、異常者と不思議猫を同じ場所にいるように仕向けたのだから仕方ない。
「…………長官、気にするだけ無駄ですよ。」
[なんかごめんね、東野さん。種田長官。]
ナナシにも同情される始末だ。
可哀そうに…………。
『とことん煽るか。』
「ふむ。それはいいな!お、そこをこうしてだな。」
[いや?!なんの会話してるの!?煽るって何を!!]
一方、零と夏目はパソコンを覗き込みながらあーだこーだキーボードを叩いている。
『なにって、覚決めに決まっているだろう。』
[え、あ、マジでやるんだ。でも本当に一週間でできるの?
零の腹心?的な人たちは確かにいるけれど、協力頼んだってもっとかかるでしょ?]
ナナシは眉をひそめた。
しかし、ナナシの言うことは事実である。悟ヶ原家直結の血筋のものがおよそ三十名。
それ以外の者を含めれば、百四十名。
零の腹心は、他よりも少ない、十名ほどだ。
『徹夜と異能酷使で何とかなる。』
[いやいやいや。十歳の子が徹夜なんてするんじゃありません!!
それに異能酷使って副作用来るでしょうがああああ!!!]
「確かに。こんな大人びているけど、貴殿はまだ十歳か。」
ふむ…と、長官は顎に手をあてた。
「なら…………東野、手伝ってやれ。」
「『[え?]』」
――――nexttime――?
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三斗(トリップ願望者) - ええええええ!何でこんな此れから良い所☆みたいなとこで更新停止しそうになるかなああああああああああ‼‼‼作者さん!Please come buck‼‼‼‼‼ (2022年7月27日 14時) (レス) @page28 id: 50d700a5ed (このIDを非表示/違反報告)
吸血蝶(プロフ) - みゃうさん» ありがとうございます!諸事情により更新出来ていなかったのですが、これからは更新していきますのでよろしくお願いします!英語はもう諦めてまして……見逃してくださると幸いです。 (2019年7月27日 13時) (レス) id: 93dc29917b (このIDを非表示/違反報告)
みゃう - 吸血蝶さん、タイトルが気になって読んでみるとすごく面白かったです。・・・英語の勉強をしましょう? (2018年12月26日 13時) (レス) id: fa587dfb5c (このIDを非表示/違反報告)
吸血蝶(プロフ) - やみねこさん» ありがとうございます!!!最近は時間ができてきたので、多く更新できるよう頑張ります!!これからもよろしくお願いします! (2018年8月8日 13時) (レス) id: a5cd03074c (このIDを非表示/違反報告)
やみねこ - 百話おめでとうございます! (2018年8月7日 13時) (レス) id: 008d70804a (このIDを非表示/違反報告)
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