成す術なし ページ3
・
___本部
「煉獄に加えて不死川まで…!」
「あらあら。相当手強いらしいですね。あの不死川さんがヘトヘトに帰ってくるだなんて…。」
「情けない情けない、柱なのに情けなさすぎるぞ不死川も煉獄も。」
まず最初に特攻させた風柱がヘトヘトになって帰ってきたのをみた他の柱は酷く驚いた。
もう柱は2人やられている。そろそろ捉えないと後が無いのだ。
「では次は私と甘露寺さんで行きましょう。同性ですし、きっとダメージも少ないはずです。」
「わかったわ!しのぶちゃん!」
胡蝶しのぶは考えた末、女性2人体制で行くのがベストだと決めた。そして他の柱も納得の考えだ。
「早速行ってパパッと終わらせましょう!」
「よぉ〜し!頑張るぞ〜!」
2人の女隊士が行ったところで音柱がグダッとしている炎柱と風柱に問う。
「なぁ、なんでそんなになるんだよ。煉獄も不死川もよ。」
「あんな感覚未知の領域なんだよォ…。」
「うむ…彼女の周りにはいつも花が咲き乱れていて、酷く美しい…。」
「それにあの小さい手だよ、守ってやりたくなるよなァ…。」
「よもやこんなことになるとは…ついさっき俺の頭の中では接吻まで…」
「気持ち悪ィ!!!なんだこいつら!!」
知らぬが仏、とはこのことを言うのか。
彼女はいったいどう言う存在なのか、音柱には想像もつかなかった。
早くなんとかしてこいつらの病治さねえと、世も末だ。
「胡蝶も甘露寺も、派手に捕まえてこい!」
ただ、そう願うしかなかった。
・
「どうやらこの辺にいるらしいですねぇ。」
「女の子を追いかけるだなんて!なんだかキュンキュンするわ!」
そんな中2人が小さな村で目を凝らしていると、すごい速さで走っていく見慣れた集団とすれ違った。
猪頭や金髪の集団だ、そりゃあ目立つ。
「おやおや、どうやら見つけたみたいですね。行きましょう、甘露寺さん!」
「ええ!しのぶちゃん!」
そして彼女らは光の速さで挟み撃ちをしたのだ。
「指名手配犯ちゃんと、そのお仲間たち見つけたわ!もう逃さないわよ!」
「なっ!恋柱様に蟲柱様‥!?」
「胡蝶さんまで…!聞いてください、Aは何も!」
「窃盗罪ですよ?既に煉獄さんと不死川さんが被害に遭っています。由々しき問題ですよ。」
指名手配犯は恋柱におんぶされ、蟲柱に3人を抑えられ、成す術がなくなってしまい本部へ連行されたのであった。
・
1092人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Nami☆ - 面白かったです!冨岡さん推しなので、冨岡さんルートあって良かった!😄 (3月18日 9時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
ぬん(プロフ) - ヤルネコさん» すみません汗!アンケートの結果5人のオチを書いて終わると言うことになりましたので、他のルートを書く予定はございません。本当にごめんなさい! (2020年4月8日 20時) (レス) id: 2ea5b93c28 (このIDを非表示/違反報告)
ぬん(プロフ) - ヤルネコさん» すみません汗!アンケートの結果5人のオチを書いて終わると言うことになりましたので、他のルートを書く予定はございません。本当にごめんなさい! (2020年4月8日 20時) (レス) id: 2ea5b93c28 (このIDを非表示/違反報告)
ぬん(プロフ) - トモさん» ありがとうございます!そう言っていただけるとかいてよかったなって心から思えます、ありがとうございます!!義勇さんに!嬉しいです!善逸のまで読んでくださるんですね汗本当に感謝でいっぱいです。これからもよろしくお願いします! (2020年4月8日 20時) (レス) id: 2ea5b93c28 (このIDを非表示/違反報告)
ヤルネコ - 他のルートも、ぜひお願いします! (2020年4月8日 15時) (レス) id: ad493a3440 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぬん | 作者ホームページ:http://urana
作成日時:2020年3月23日 14時