幼馴染が過保護すぎる【鬼滅の刃】

第6話「懐かしの5人組」 ページ7

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「伊之助、カナヲやっほ、久しぶりだね！」
「はっ！じゃがりこ女！」
「(^^)」
「いやぁ〜会えて嬉しいよ〜好き好き」



第6話「懐かしの5人組」



彼の名は嘴平伊之助改め伊之助。彼女の名は栗花落カナヲ改めてカナヲ。私たちと同じキメツ学園に通っていた。1年生の時に5人とも偶然同じクラスで毎日ってレベルで一緒にいた。

それから2年生でクラスは離れちゃったけど、それでもずっと仲良しだった。


「よく来てくれたね〜〜嬉しいよ〜！」
「権八郎はどこだ！？」
「権八郎は今買い出し中、善逸なら部屋に行けばいると思うよ！」


伊之助はまるで我が家かのようにソファにどかっと座り、カナヲはその近くに座った。


「お茶出してあげたいんだけど私お湯沸かしたら怒られちゃうから善逸呼んでくるね！」
「？？？おう」


2人とは半年ぶりくらいの再会だ。なかなか5人の仕事の都合が合わなくて今日やっと揃えたのだ。
この懐かしい感じ、最高だよ。



「善逸入るよーって寝てるし。」



せっかくの再会だと言うのにこの男は呑気だな。
起こすのは申し訳ないけど寝かしとく方が申し訳ないから頬をツンとつついたら、「ん〜」とか言いながら寝返りを打った。


　
「善逸起きて！伊之助とカナヲきてるよ！」
「ん〜〜」



耳元で言ってるのに全然起きない、こいつ手強い！いつも炭治郎どうやって起こしてるんだ…。


「おい紋逸！寝てんじゃねぇー！！」
「わぁ！！？？？うるさっ！？！？…って」


ギュ


「なんだそれ。」
「いや、起きた時にAの顔がこんなに近くにあったら抱きつきたくもなるでしょ。」
「当たり前のように気持ち悪いこと言わないで。」


伊之助の乱入により善逸はあくびをしながら体を起こした。伊之助、やるなぁ。炭治郎もまさかこんな起こし方をしてるのだろうか？想像したら吹いたわ。



そして善逸が起きたと同時に炭治郎も帰ってきて5人でのプチパーティーみたいなのが始まった。


「こら伊之助！お行儀が悪いぞ！よく噛んで食べろ！」
「紋逸より食ったぞ！はーっはーっ！」
「紋逸じゃなくて善逸だよ。」
「私伊之助より早く飲み物飲めるもん！」
「なんだと！？じゃがりこ女勝負だ！」
「ダーメーだ！！一気に飲むのは体に悪いからやめてくれ！」
「(^^)」



このホワホワした感じ懐かしいなぁ。
今日は最高の1日だ。



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