松村さんの彼女さん (ページ18)

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メモを渡して逃げてきたはいいものの、本当に電話が来るかも分からない

そんな感情のまま数日がたって、やっと仕事の合間に電話がかかってきた

《も、もしもし！こ、これって松村さんの電話で合ってますか？》

めちゃくちゃテンパりながら電話をかけてきてくれて、ちょっと笑いながら返事した

〈ふはっそうだよ？〉

《…っ！や、やっぱり失礼します！》

〈え、ちょ、ちょっと待って！〉

彼女が電話を切ろうとしたから咄嗟に呼び止めた

〈紙渡したの俺だしさ、ちょっと話そうよ〉

《え、でも…す、SixTONESと話すなんて…》

〈まぁまぁ、一般人だと思ってさ〉

《えぇ…っ》

躊躇いながらも彼女は話を聞いてくれた

そこから俺の猛烈のアタックが続いた

距離が少し縮まった頃、何処かに出かけない？っと提案したら、申し訳なさそうに返事してくれた

その後何回か二人で出かけたりした後、告白は勿論俺から

彼女は涙目になりながらも答えてくれた

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「ってな感じよ」

樹「なんか、よく考えてみたら俺のおかげじゃね？」

「まぁ、客観的に見たらそうよね」

樹「うわっなんかいいことした気分だわ笑」

『今思い返してみると恥ずかしいねぇ笑』

慎「てかずっと気になってたんだけどさ、AちゃんはさSnowManは緊張すんのに、俺たちは緊張しないの？」

『うーん、緊張する時もあるけど、流石にさ、こんなに家来てるんだから慣れるよね笑』

慎「それもそうか」

樹「いや、納得すんのにはや笑」
「よし、もう帰るか、時間的に遅いし」

「おぉ、帰れ、帰れ！」

樹「うっせぇなぁ笑」

京「Aちゃん、今日はありがとね、また来る」

「いいよ全然、来なくても」

『うん、また来てね』

全員帰って、ドアの戸締りをした後、リビングで片付けをする彼女の元へ向かった

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