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side:Mingyu
mg「ヌナ、周囲に敏感なのか興味無いのか分からんね。
ジュニヒョンと付き合う前からジョンハニヒョンとシュアヒョンと仲良い時点で人間性は疑われてないでしょ」
部屋の少し離れた場所で弟達に問い詰められる女性をぼんやりと眺める。
驚くべき事にジュニヒョンと同じくらい女性に近づかないウジヒョンが彼女の近くで話を聞きながらケタケタと笑い声を上げている。
前から俺たちよりも近い関係だったのかな。書類仕事で会ってても不思議じゃないよね。
ヒョンの力の余分な抜けた笑い声だけで彼女の適切な距離感の在り方というか手腕が伺える。
ウジヒョンは男女問わず空気感を掴まず距離を縮めてくる人を嫌がる。俺たちでも近い距離に居ることを拒む時すらあるくらい。
(多分ホシヒョンは別。あれは彼の愛すべきパボだから)
今まで僕らが集まる練習室に来なかったのもさっきのぼやきだけが理由の全部じゃないんだろうな。
ジュニヒョンとのまどろっこしい付き合い方やウジヒョンや弟達との雰囲気といい、
なんていうか、配慮の出来る人？
そりゃまあ最初はジュニヒョンが好きになった人がどんな人なのか姿が1つも分からなかった時(なんならここに来るまで)ちょっと疑ってた部分もあるけどさ。
アイドルやってれば嫌でも異性には敏感になってくる。
良い意味でも、悪い意味でも。
疑うというのは僕らには大事な事で、底の見えない世界で自分は自分で守らなければならない。
どこから足を掬われるか分からない。
mh「…過保護なんだよあの人達。変な人なら僕達以前にジュナに寄せ付けない」
mg「それもそうだよね」
皆そうだと思うけど、女性ってだけで否定してかかったのを少し反省。
女性のダンサーさんだってメイクさんだってスタッフヌナ達だって、僕らに一生懸命向き合ってくれてる。
全ての人がそうじゃない。
mg「ま、単に寂しくて気持ち拗れてた人も居たけど。ね〜ミョンホォ」
mh「…うるさいよ」
ミョンホはこの間この人と会って話しを居たらしいけど、この子が受け入れたのならまあ大丈夫なんだろうなと思う。
ヒョンを取られて嫉妬して敵意があるのか、ヒョンの特別な人を知って自分も仲良くなりたいのか。
我ながら繊細で複雑な内面を持つ親友を持った。
mg「ミョンホも大概めんどくさい性格してるよねえ…いった！本気で叩いたな？！」
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シオン(プロフ) - 久しぶりに好みのお話に出会いました！！続き楽しみにしてます！ (2022年5月23日 20時) (
レス) id: 4696da32c1 (このIDを非表示/違反報告)
テイ(プロフ) - かわ、かわいい……と胸を躍らせながら読んでいるのと同時に少し救われるような気持ちでいます、わたしも勝手ながら恋愛が苦手で。続きを楽しみにしています！ (2022年5月23日 2時) (レス) @page23 id: 51ed79440b (このIDを非表示/違反報告)
booklove25(プロフ) - めっちゃ好きです…なんか…すごくキュンキュンします！！ (2022年5月18日 14時) (レス) id: ace652cb2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菫 | 作成日時：2022年5月18日 1時
