【募集企画】仮想世界戦争【#コンパス】2

76.ニートは動く ページ34

しばらくして、ポストに何かが入った音がして俺は取りに行く
確認するとそれはたくさんの書類
中には国連の判子が押されたものもあった。
要するにこれが国からの依頼であるという事だ。

「実物目にすると感じが違うよな……
なぁ……ルチアーノ？」

返事はない……まぁ、機械だし返事はないだろうけどそんなことを考えながら携帯にルチアーノを移動させる
まぁ、なんだろ俺が思ったのは今、コンパスが変な宗教に乗っ取られた赤髪のアバターは何かを知ってそうだったことvoidollはまだ何かを隠してるって所だろう

「まぁ、悩んでもしょうがねぇし行くか」

すると姉貴が俺の部屋にやってきた

「何が来たの奏介？」

「あぁ、これ？国からのボランティア頼まれたみて俺行ってくるわ」

「国から、アンタなにしたの？」

姉貴は色々と俺に聞いてくるけど
答えられないから適当に流す
なぁ、姉貴このまま居ろよ？

「姉貴、今街中はパニックだしカーナビも使えないから姉貴外出るなよ？」

「解ってるわよ？急になに？」

「んじゃ、俺ボランティア行ってくる」

そう言って外に出た
車はおかしくごった返していて
世界は明らかに壊れている
まぁ、メールの地図を確認しながらコンパス本社に向かっていた

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