推しに会えた2【灰谷蘭】

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『あの、それは一体どう言う事でしょうか。』

「どうもこうも、お前祭りの時とこの間の抗争の時と灰谷と一緒にいたじゃねーか。お前は変装してたつもりなんだろーけど俺は気づいたぞ？他の奴は気づいてないけどな。」


……こわ。
ってか三途春千夜ってめっちゃやばいよね、うん。
めちゃくちゃいかれてるよね。
警戒しとくべき人物だったかもしれない……もう遅いけど…


『蘭くんの女だったらなんかあるの？』

「別にねぇよ。問題はそこじゃねぇんだワ。」

『と、言いますと。』

「なんでわざわざピンポイントで巻き込まれに行くんだお前。なんか知ってんのか？」

『知らない。お祭りは蘭くんと離れただけだし、この間の抗争も暇だったから変装してコソコソ蘭くんの後つけてただけ、バレたけど。』


痛い所つつきまくるなコイツ……
ってか灰谷ンとこの女だって、照れる。


『ってか私、松野千冬と友達だし！』

「そんくらい知ってる。お前が働いてる所も」


こっわ！GPSかなんか付けられてる？
ってか私は三途春千夜がこう言う感じの人ってのわかってるから引かないけど普通の女の子にそんなこと言ったら通報されるよ…ってか敬語！猫かぶり！どうした！！


〜♪


すると私のポッケから着信音が聞こえる。


“灰谷蘭”


『………ゲッ』

「出ろよ」


この状況で！？！？

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