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残業終わらせて、家に帰る
まあまああった量もしっかり終わって、予定した時間より早めの帰宅
「あれ? Aちゃん」
『大倉さん!』
駐車場の横を歩いてると、大倉さんがちょうど車から出てきた
大倉さんも仕事終わりかな
『大倉さん仕事終わりですか?』
「うん、そやで。Aちゃんも?」
『そうです。 』
「残業?」
『そうです〜。大倉さんも祭り行く組の分も仕事したんですか?』
「せやねん! 同期に押し付けられてん。デートやからって! Aちゃんは行かんの?」
『行く人いないですもん』
自虐気味に笑ってみるけど虚しい
「おるやん」
『え?』
「ここに」
指さした方にいるのは、大倉さんで
『大倉さんと?』
「嫌?」
こてんと首を傾げる
あざとい、、、
こんなんじゃ断れるわけが無い
断る気なんてないんですけど、、、
『いや、じゃないです』
「なら、行こーや」
大倉さんの方が背が高いから見下ろすような形で顔を覗き込まれる
駐車場ってあったっけ?
なんて、どんどん話が進んでく
さっきのすごいきゅんってなったんだけど…
大倉さんって本当罪な男だなって。
バックバックな心臓はどうしたらいいですか?
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作者名:アイスクリーム | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時:2019年7月7日 15時