錦戸くんに焼きそばパンあげたら好かれました。 (ページ9)

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「A、お昼食べよ！」

あれから錦戸くんに直接お礼を言おうとタイミングを伺うけど私が先生に呼ばれたり戻ったら錦戸くんがいなかったりでお昼

錦戸くんは…………もういない
校舎裏行っちゃったのかな

「A？」

『あ、ごめん！食べようか』

「あ、待って！ごめん今日お茶持ってくるの忘れたんだった〜… 購買ついてきてくんない？」

『おっけ行こ行こ』

2階から1階に降りて購買に向かい廊下を歩いてると、ちょうど錦戸くんのいるであろうベンチが見えそうな窓

『ごめんちょっとタンマ！』

あゆを呼び止めて、窓を開けて身を乗り出したとこで気づく
あれ？私なんで錦戸くん探してるんだって

やばい何してるんだ。早く戻ろう戻ろうって身を引こうとしたところで
錦戸くんの大きな目と目が合う

「A？」

『あーなんでもない！』

ばいばいって首をこてんと傾げて目尻にシワを寄せて優しく笑ってくれてずっきゅん

私も手を振り返してあゆのとこに戻る

「誰に手振ってんの？まさか男できた？」

私の体を押し退けて窓の外をみるあゆ

「は？？錦戸くんじゃん？なんで？！」

『えーっとですね、、、、、、、、』