錦戸くんに焼きそばパンあげたら好かれました。 (ページ13)

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今日も家まで送ってくれた錦戸くん
カフェでの時間も家までの道もあっという間だったな、、

『送ってくれてありがとうね
それにカフェもありがとう』

「また行こうな」

『うん！』

きっと社交辞令的な意味なのにまた行こにドキッとしてしまう

『じゃあ、また明日』
そう言って家に入ろうとする時腕をぎゅっと掴まれる

「…Aさん、LINE交換せーへん？」

『え、うん、もちろん』

「あ、良かった
断られたらどうしようかと思った〜」

そう言って眉を下げて笑ってる錦戸くん。
胸がドキドキうるさい。掴まれてる手首の脈から心拍伝わったりしないよね、、?

「どうしたん？」
『あ、ううんなんでもない』

お互いポケットからスマホを出して、私のQRコードを錦戸くんが読み取る

友達欄に、＂亮＂の文字

「なんかあったら連絡していい？」
『もちろん！』
「ありがとうじゃあ明日」

ニカッと笑って右手をあげて去ってく錦戸くんの背中をこっそりカメラに収めた