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亮ちゃんの奢りでお会計をし、2人で居酒屋の外にでる
冷たい風が吹いてきて前髪が浮く
『寒いね』
「そうやな」
勇気をだして話しかけたけどワンラリーで終わる会話
そこからは無言で家までの帰り道を歩く
…よし! 次信号で止まったら言おう!
いつまでもこんな険悪なムード耐えられない
「なあ」
信号が赤に変わって先に口を開いたのは大倉だった
「…俺のせいで別れたん?」
『いや、違くて…』
彼氏なんていないんだってことを伝えようとしたのにまた先に口を開いたのは大倉
「俺が無理やり家押しかけたりしたから別れたん?
…ごめんな
もう出てくから、もう1回彼氏にやり直そって言い?」
そう言って悲しそうに笑うもんだから勘違いしそうになる
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作者名:アイスクリーム | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時:2024年1月29日 20時