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g i f t nineteen ページ19

?side



「美味しかった♪」


そう言って口からはみ出た血を手の甲でゴシゴシと拭う__に問いかける


「他にはいなかった?」


「うん。皆いい子に寝てたよ」


ビシッと敬礼をして答える__。


「...ちょっとだけなら味見してもいいかな...」


敬礼を解いて口元に手を運ぶ。

さっき血が付いていた口には今度はヨダレが...


「そんなに食べたいのか。」


「もちろん!こんなに新鮮な餌そうそう無いもの!」

食い気味に答える__の勢いに気圧される



興奮し過ぎたのか__から__の本当の姿である▒▒▒の尾が出てきてしまっている。



「__、擬態解けてるぞ。」



「え?あ、あぁ。やば。」


さほどヤバそうでもないが、希未様に人の前で擬態が解けたなんて言ったらどうなるだろうか。



きっと僕らは希未様と出会った頃の姿に戻され希未様の食卓へと並べられるだろう。



希未様へ永遠を誓ったあの子によって。






「まぁ、作業も終わったし、運転手役はどっちがやる?」


はいっと__が手を上げる

「私は無理だよー。バス運転して事故にでもあったら希未様プンプンだもん。
ってことで__よろしくー、」


「分かったよ。」







٭•。❁。.*・゚ .゚・*.❁。.*・٭•。


登場人物設定(現段階までの情報まとめ)



__

希未さんを「希未様」と言って敬う従者
見た目は薄紫色の髪を腰あたりまで伸ばしている小学校高学年ぐらいの身長の女子
特徴としては右目の下に黒い星マークがある
人間離れした運動神経を持っている(人間じゃないけど)
機械音痴
本当の姿は▒▒▒



__

希未さんを「希未様」と言って敬う従者
見た目は薄紫色の髪を首あたりで切っている小学校高学年ぐらいの身長の男子
特徴としては左目の下に黒い星マークがある
女顔で女子とよく間違えられる
機械は得意だが運動が苦手
本当の姿は▒▒▒

g i f t twenty→←g i f t eighteen★



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作者名:白い悪魔 | 作成日時:2017年4月16日 7時

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