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g i f t seventeen ページ17
Aside
「もうそろそろバス戻ろっか」
お店で色々見たし、と音羽。
「うん。そうだね。そろそろ戻らないとバス行っちゃいそうだしね」
そう言うと叶がびっくりした様な顔で
「早く戻らなきゃ...！！」
と焦っていた。
うーん。ふざけて言ったつもりだったんだけど...
「叶ちゃん大丈夫だよ、さすがに先生も人数確認ぐらいはするでしょ。ｗｗｗ」
あ、そっかぁ...
と音羽のたしなめる発言に安堵する叶。
「じゃあ、行こっか。」
店を出てバスの止まっている所まで三人並んで歩いていく
バスの中に入ると何か甘いような匂いがした
「ん？何この匂い...」
「なんだろ。甘いね...」
「あ、ごめんね。私、さっきお菓子食べたからかもしれない...」
「なんだー。なんか変なものでも充満したかと思っちゃったよ」
笑いながら怖いことを言う叶に苦笑しながら口を開く
「叶。ドラマの見過ぎだよ？(苦笑)」
そんな事あるはずがない...。
だって希未さんがここまで来るとは思えない...
大丈夫だと思考に区切りをつけて席に戻る
しばらくするとバスにエンジンがかかり走り始める
...あれ？
なんだか頭がぼーっとする...ような...
そんな違和感があった。
そしてだんだんと瞼が重くなって...
ついには意識が途切れた＿＿＿＿＿。
g i f t eighteen★→←g i f t sixteen
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作者名：白い悪魔 | 作成日時：2017年4月16日 7時
