夢の様な g i f t ﾟ･*:.｡ -貴方への贈り物- (ページ16)

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g i f t sixteen ページ16

Aside

でも毒だしなぁ...

良いものでは無いんだよな...

まぁ、決まったわけじゃないけど。

希未さんからの贈り物が1番ありえそうで怪しいし...。

「...２人は貰っても飲まないでよ......？」

私がそう言うと２人は満面の笑みになる。

「｢飲まないよ！｣」

口を揃えて言う２人にくすくすと笑ってしまう。

車の止まる音がし、バスガイドの様な役割の先生が「パーキングエリアに着きましたよ～」と皆に声をかける。

「じゃあ一旦外の空気吸おー？」

んーっと伸びをした音羽が笑顔で言う

「そうだね、ずっと座りっぱなしじゃ体も固まっちゃうからね。」

それに続いて叶も笑って言う

「...じゃあ行こっか。」

「お店なにあるかな～？」

「食べ物あるかな？」

「音羽は食べ物ばっかりだねｗｗｗ」

なんてのんびりとした会話が出来たのもそろそろ終わってしまうのに...。

．

．

．

「やっと見つけた...」

「ほんとに、僕疲れちゃったよ...」

「あっそ。じゃあ始めるよ...」

「“希未様からのご命令なんだから”」

私達を見てこんな会話がされた事なんてこの時は知る由もなかったのです...。