夏恋side ページ14
あれから30分くらいAはずっと泣いてた
それだけ寂しい思いをさせてしまってた
Aが学校で辛い目に遭ってた事も
私達の事で悩んでたなんて思いもしなかった
夏恋「落ち着いた?」
『うん。ありがと』
夏恋「お兄ちゃん達に話せる?」
『うん。はなす』
夏恋「じゃあ帰ろ?心配してる」
そう言って帰ろうとした時
男1「なぁあれAじゃね?」
男2「あ?」
Aのクラスメイトだった
男3「えっ!しかも夏恋ちゃんいるじゃん!
俺超ファンなんだけど!」
そう言って近づいてきた
夏恋「誰?Aの知り合い?」
男1「クラスメイトッす」
男3「俺めっちゃファンです!サイン下さい」
『行こ。夏恋』
私の手を引っ張るA
それと同時にクラスメイトの1人がAの
肩をつかんだ
男2「おい!ちょっと待ってよ」
『何、、』
男3「俺らもう少し話したいんだけど夏恋ちゃんと、何なら萩花ちゃんも呼んでくんない?」
『いや、無理だから。萩花は帰ってきてないし
夏恋も明日から仕事だからまた行かなきゃなんないの』
男1「俺らクラスメイトだろ?仲良くしようぜ」
コレやばくない?って思った瞬間
聞き慣れた声がした
「こいつおれの女、なんか用?
用ないならあっち行ってくんね?」
そう言ってAと肩を組んだ
誰だっけ?この声
顔も隠れててよくわからない
てか俺の女ってどーゆーこと
A彼氏いたの?
気づけばクラスメイトの子達はいなくなってた
『あの、、ありがとうございました』
あ、知らない人なんだ
「同じ会社のアーティストが困ってるのに
助けない理由なんてないでしょ?
ね?夏恋ちゃん」
そう言って顔を見せた人は
登坂さんだった
夏恋「と、、登坂さん!?」
うっ嘘でしょ!
な、何でここに?
286人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「LDH」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ばし | 作成日時:2016年7月3日 0時