後遺症~夏恋side~ ページ40
あれから1ヶ月もうすでに
リハビリは始められるようになってた
けど、、痛みと現実に耐えるばっかりで
何もやる気が起きない、、窓の外を眺める日々。
どうせ復帰できないんだから
メンバーも見舞いには来てくれた
私の帰りを待ってるそう言ってくれた
でもそんなの復帰なんて無理に決まってるじゃん
E-girlsとHappinessを辞めたかった
回復の見込みがないなら辞めてしまえばいい
ファンとメンバーを無駄に期待させるのも嫌だ。
だからHIROさんが御見舞に来てくれた時に言った
夏恋「私仕事辞めさせてください」
HIRO「夏恋ちゃんはそれでいいの?
君を必要としてる人がいる
だったら、少しは前向きに考えてみたらいいんじゃないか?」
そう言われた。
私の何がわかるの?そう思った。
けどHIROさんは病室を出る時
「君の気持ちは分かった。
けど、、もう少し考えてくれ」って言ってくれた
私は何も出来ない、、
イベントがあった時のハイタッチも片手
もし本当にこのまま立てないのに
ステージに上がる事があるなら、、
その時は座ったまま歌うって言う手もある。
でも、、
皆が踊ってるのに私だけ座ってるなんて、、できない
そんなの出来るわけない。
見てくれる人にもメンバーにも失礼でしょ。
それに私達に憧れてこの世界に入ったAにだって
お手本となってあげれないし、、
こんな私に憧れなんて持てない持たせたくない
だから何度考えても、、答えは変わらない
ごめんね。皆、、。
私って弱いんだよ、、
皆が思ってるよりもずっとずっと弱い人間なの
後遺症~Happiness side~→←後遺症~夏恋side~
136人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ばし | 作成日時:2017年2月17日 2時