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後遺症~流星side~ ページ37

※【リクエスト】

医師「今後ダンスは出来ないかと、、」

流星「は?」

『えっ、、』

萩花「それって、、」


次女の、夏恋が事故した
だから俺と萩花とAは病院にいる

容態を3人で話聞いてた。

夏恋は小さい頃からキッズモデルの萩花に憧れ
萩花が写真を撮っては「夏恋もっ」って
ずっと真似してた。

何をするにも萩花と一緒で萩花について回ってた
ダンスも歌も小さい頃から萩花とレッスンして
喧嘩もするけどお互いがお互いを大好きで
どこか尊敬しあって、、。

デビューは夏恋の方が早かった
デビューしてから今までずっと突っ走ってきたのに

自宅から会社に向かうまでの不慮の事故で、、、

脊髄損傷してしまい右半身に麻痺が残った、、。

本人は病室で休んでるけど、、
「ダンスができない」そう告げられたらどう思うだろう

俺らでさえ信じ難くそんなの有り得ないって
納得出来ないのに、、これを聞く本人はどう思う?

E-girls/Happinessの活動は
これを機に無期限の活動停止となった
今まで入っていた仕事もすべてキャンセル

そういう事まで告げなきゃならない
まだ20歳の夏恋が全て受け止めるのは、、
難しいかもしれない、、。


萩花「許せない、、なんで夏恋が、、」

『どう言うの、、、?夏恋に、、』

流星「俺から話す、、全部言わなあかん
夏恋が受け止められへんくても俺らが支えるんや」

萩花「こんな事、、こんな事夏恋に話したら、、
あの子立ち直れへんやろ!夏恋の気持ち考えないと!」

流星「せやかて!
「お前の身体は治るって、、ダンスできる」って
嘘吐き続けるんか!俺はそっちの方が嫌や!

そんな嘘信じて頑張る夏恋なんか見たない!
向き合うべきとちゃうんか?!」

『やめてや!ここ病院だよ!みんな見てる、、』


看護婦さんと数名の患者がこっち見てた
俺は「すいません」頭を下げた

結局俺らはどうしたらいいかわからへんまま
病室に戻ったんだ


脊髄損傷は「完全型」と「不完全型」に分かれるが
「完全型」とまでは行かなかった

けど、右半身に麻痺が残った
だからダンスはできないそう言われた
立つことさえ困難と言われた

ダンスが仕事のうちに入ってる俺らからしたら
こんな言葉生き地獄だ。


これからは俺らのサポートなしでは生きてけないだろう

この事故から夏恋は人生を狂わせた

後遺症~Youside~→←姉から学ぶ~萩花side~



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作者名:ばし | 作成日時:2017年2月17日 2時

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