私の姉はE-girls (ページ29)

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もしもシリーズ~事故~夏恋side ページ29

Aが事故にあった

考えたくもなかった
信じたくなかったから

他の人であってほしい、、。
そう思ってる私は最低だろうか？

TVのNEWSが流れる中
萩花は私に見せないように抱きしめてくれた

涙が止まらなかった萩花の肩でわんわん泣いた
萩花はマネージャーに言った、、
「妹の所に連れていってください」って。

マネージャー「車持ってくるから」

晴美「萩花さん、、」

萩花「ごめんみんな、、反省会でれない、、」

Aya「こんな時にまで気にしなくていいから、、
行っといで」

萩花「すいません泣」

泣いてるけど、、、
こんな時にまで仕事の事を考えられる萩花は強い。
そう思ってたけど、、私の肩を抱く萩花の手は震えてた。

ただ、、無理矢理。平常心を保とうとしてるだけ

萩花「夏恋？Aは大丈夫だから、、」

私がこんなだから萩花は強くなきゃいけない、
そう思ってるのかな？

そうだったら、、ゴメンね萩花。

マネージャー「萩花、夏恋行くよ」

私たちは上にコートを羽織って
着替える間もなく楽屋を出た

車の中は無言だった
喋る気もしない、、いや、放心状態。
そう表現するのが正しいのかもしれない。

病院までの距離車で5分。その5分は長かった

病院につくと流星が祈る様に座り込んでた
両親も既に来てた、、

母「萩っ、、夏恋っ、、」

お母さんは私達を抱きしめてくれた
こんなお母さんは初めて見たってくらい泣いた
こんなシーンドラマでしか見たことが無い、、

お父さんはそんなお母さんを私たちから離した

萩花「流星っ」

流星「ごめんな、、俺が、、Aの側を離れたから」

父「流星のせいやあらへん！」

萩花「ねぇ、なんで、、なんでいってくれなかったの？
もっと早く言ってくれても良かったのに、、」

流星「事故あったのLIVE始まる1時間前やってん
そんな時に言ったらLIVE集中出来へんやろ！」

萩花「わかってるけど、、。」

夏恋「やめてよっ、、こんな所で」

マネージャー「E-girlsのマネージャーをしてる者です」

父「いつも娘がお世話になってます」

マネージャー「妹さんの容態は、、？」

父「それが、、まだなんとも言えなくて」

マネージャー「社長の方からは暫く休みを頂いてるので」

母「すみません、、ご迷惑おかけして」

マネージャー「いえ、、萩花、夏恋連絡待ってるから」

萩花夏恋「「ありがとうございます」」

マネージャー「それでは私はこれで失礼します」

そう言ってマネージャーは帰っていった