私の姉はE-girls (ページ27)

今日:10 hit、昨日:35 hit、合計:102,636 hit

もしもシリーズ~事故~流星side ページ27

一時間前_______。

その時は刻刻と迫っていた

流星「Aいくで？」

開演まで一時間に迫ってた
グッズ買って近くのカフェでゆっくりしてたけど
開演時間が近づいてきてたから店を出た

流星「あ、せや。なんか飲み物買っとこか？」

『そーする！』

流星「A何がええ？そこの自販機で買ってくる」

『んー。お茶でいいや！』

流星「そこで待っといて！すぐ戻ってくるから！」

俺が走っていこうとした時

『流星っ！』

流星「なんや？」

『ありがとう！連れてきてくれて！』

なんでこのタイミングなんだって時にAはそういった

俺は照れくさかったから片手をあげ自販機に向かった

この時Aを一緒に連れて言ってれば、、
こんなことにはならなかったのに、、、

俺は自販機で飲み物を購入しAの元に戻った
Aの姿が見えた時。事は起こったんだ、、。

後ろから聞こえてくる複数の車のクラクションと
猛スピードで走ってくる車。

その車はブレーキすることなく俺の横を通り過ぎた
俺の横を通り過ぎた時に車の進路が変わった

その車はAの立っていた歩道に乗り上げたんだ

キーーーーｯガッシャーン！！！

でかい音が鳴った、、
俺の頭は真っ白になった、、、。

「キャー！！！！！！！」

響き渡る悲鳴にハッとした

流星「A、、っ」

男「おい！人がひかれてる！救急車！！」

男の人の声にどうかAじゃありませんように、、
そう願った、、、。

3.4㍍ほど先に転がってる人
地面一体に広がる血液
大破した携帯に倒れてる女の人の手元にある
見覚えのあるグッズ、、

神様は俺に微笑んではくれなかった。

流星「Aっー！！！
誰かっ、、誰か助けてください！
妹を、、助けてください！」

男「君！落ち着け！救急車を呼んでる！」

それからしばらくして救急車が到着。
Aは近くの病院に運ばれた。

服は血まみれだったけどそんなことは気にならなかった
俺も救急車に飛び乗った。

後から聞いた話によると運転手は即ﾀﾋだった

Aは病院について即手術室に運ばれた
特に出血が酷かった、、

慌ただしい病院内、、俺は放心状態だった

看護婦さんにご家族への連絡は？
って聞かれたけど、、俺は何も返せなかった

だから、警察が何もかもしてくれた

今からツアーが始まる2人には心配かけたくなかった。

関係者席にAの姿がなかったら気になるかな、、
そう思ったけどできるだけツアーに集中して欲しかった