寝言 ページ9
Aside
A「玲於くん、玲於くん起きて。」
玲於「…んー…」
飲み始めて4時間
完全に潰れてしまった玲於くん。
ダンスの話
海外のダンサーの話
小森くんの話
スニーカーの話
色んな話題をひとりで喋り続けて
静かになったかと思ったら グラス片手にウトウトしてた。
A「…はあ、ほんと可愛い。」
涼太「なにその目線。笑」
A「なんかさ、あのさ、ダンスしてるときはあんなに色っぽくて大人なのに、普段は子どもみたいで可愛いし…なんていうんだっけ、これ。」
涼太「ギャップ？笑」
A「それ！」
涼太「ギャップにやられちゃいましたか〜」
A「涼太くんもギャップあるよ。王子様みたいだけど、毒舌。」
涼太「それあんま褒めてなくない？笑」
涼太くんってほんと、サラッと怖いこと言うもん。
慣れちゃったけど。
涼太「よし、玲於連れて帰ろっか。」
A「うん。」
涼太くんが玲於くんを支えながら、お店から出る。
その後ろを 荷物持って追いかけた。
タクシーに乗り込んで15分程度で到着した玲於くんのマンション。
相変わらず綺麗だし、セキュリティーばっちりだし
ひとりじゃ絶対入れないや。
警備員さん立ってるもん。
涼太くんの顔パスでエントランスを通過して
乗り込んだエレベーター、8階で降りる。
涼太「A、鍵出して。」
A「あ、えと…コレかな…」
鞄の内ポケットから鍵を取り出して、涼太くんに手渡した。
涼太「はい、玲於靴脱いで〜」
玲於「…え？」
涼太「靴！笑」
寝ぼけたまま、なんとか自分で靴脱いでくれて
そのまま寝室へ。
ベッドに寝かせたところで 涼太くんの携帯が鳴り出した。
涼太「あ、ごめん電話だ。」
A「うん。」
リビングで通話を始めた涼太くんの声を聞きながら
玲於くんのアクセサリー、起こさないようにそーっと外す。
ピアスとかは取んないでいいのかな。
とりあえず指輪を…って、そう思いながら手に触れた
そのとき
玲於「……チカちゃん…」
確かに、そう言った。
……チカちゃん？
涼太「ごめん、マネージャーからだった。玲於寝てる？」
A「…あ、うん。」
涼太「よっしゃー、俺らも帰ろっか。」
そう言いながら、寝室を出てく涼太くん
…チカって、誰？
．
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なゆ(プロフ) - SnowMan目黒蓮くんのお話で全く同じ作品あるんです。今日読んでて佐野玲於ver知ってるなぁと思ったら、タイトルも見出し？も内容も全く同じでした。きなこさんが書いてるのかと思ったら作者は違う方です。一度確認してみて下さい、、、。 (2021年8月18日 4時) (
レス) id: 1e103a7bc3 (このIDを非表示/違反報告)
ri(プロフ) - こんばんは。いきなりコメントごめんなさい。このお話2年前ぐらいに読んでから、すごい好きで定期的に読みたくなるんです。とっくにLDHのファンをやめたのに、懐かしくなって玲於くんのお話別作品も読ませていただきました。とても素敵でした。 (2020年6月18日 1時) (レス) id: c2ce5189fe (このIDを非表示/違反報告)
meiichikawa(プロフ) - とてつもなくこのお話が大好きです。 (2018年8月31日 18時) (レス) id: cd3e6473be (このIDを非表示/違反報告)
Neon - このお話にどハマりしてます。もう何回読んだことか､､玲於くんの不器用さがすごく伝わってきてどんどん続きが見たくなる！そんな感じのお話で、ほんとに読みながらキュンキュンしてます(/ω＼)これからも小説頑張ってください！！ (2018年2月12日 14時) (レス) id: adc5307a56 (このIDを非表示/違反報告)
honoka - この話すっごい好きです。主人公を応援したくなるし、何回よんでもあきません。せつないし、嬉しい！とか表現があって。ほんまに大好きです！占いツクールを初めて開いた時から読んでいまだに、たまに読んだりします！ (2017年12月26日 0時) (レス) id: fb70c0baa4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きなこ
| 作成日時：2016年11月10日 21時
