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京本side
このまま来なくなってしまうのも嫌だ、と
なんとか爪痕を残さねばと
考えた結果があれだった。
少し男らしく見せられればと
必死だった。
職業上、可愛いとかは言うけど
彼女に対しては本気で可愛いと思った。
素直で笑顔も可愛くて優しい。
ほんの短時間だけでもそう感じてしまうんだから
もし、ほんとにもし、
彼女とそういう関係になれたら
どんだけ楽しいのだろう？
らしくなく、そう考えてしまった。
俺のこと気に入ってくれるといいなぁ……
なんてお客さん相手にそれは無理か。
と冷静になりつつ
微かな希望に期待して家へ帰った。
その後……
ＮＯside
田「あ、Aちゃんの名前じゃん」
高「んー？ほんとだ」
京本大我
○/○ ○:○ 本条A
高「あいつ抜かりねーなぁ……」
しっかり余裕のある時間に
Aちゃんの予約を入れる大我くんです。
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作者名：Rio | 作成日時：2019年12月2日 21時
