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いつの間にかマネージャーは居なくなっていて、会議室には私と菅田くんだけになってた。菅田くんは私の背中を擦りながら机に広がった写真を見てる。
「落ち着いた？」
「せなか、トントンしてくれたから、ちょっとは」
「それはよかった」
「牛丼屋で言ったこと覚えてる？」
菅田くんに差し出されたティッシュで鼻をかみながら聞く。
「あー、いつかは結ばれるやっけ？」
「私、大吾くんとはそうならそうにない」
理由はわかってる。あの時彼が言った通りだから。大吾くんのことはもちろん愛してる。だけれど、愛してるという感情よりも依存が大きくなっているのが自分でもわかった。
「そうか〜、、」
「じゃ、強くなれ。おれがついてるから」
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作者名：ニート部屋
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=1993maa
作成日時：2021年8月15日 4時
