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「色違いかわええな」
約1年半ぶりの大阪観光をし、あっという間に、夕日が落ちていた。駅から帰路に着く時、私の腕の中には1回目のデートで取った大阪限定のぬいぐるみの色違いを抱えており、彼の手には仲間にあげるであろう大阪のお土産があった。2人とも片手は空いていてしっかりと恋人繋ぎをしている。
「大吾くんの仲間はみんな大阪で働いてるんでしょ？」
「せやで」
「なのに大阪のお土産上げるの？」
「大阪に住んでるからあんま大阪の名所って行かんねんな〜、だからあいつらも新鮮やろ〜」
「言われてみれば」
こんなくだらない会話をしていても幸せを感じられる。
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作者名：ニート部屋
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=1993maa
作成日時：2021年8月15日 4時
