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第32話 優秀な生徒会長(1) ページ15

五「そういえば、ほんとになんで悠鬼って高3の勉強もできてるんだ?」

今まで2、3年の会話を聞いていた五色が、皆が気になっていた疑問を投げかけた

皐「あれ、烏野の人らならまだしも、白鳥沢の皆さんに行ってなかったすかね?」

瀬「おう、頑張ったから、としか言ってなかったぞ」

瀬見の一言で、白鳥沢はうんうん、と深く頷き、全員が悠鬼に視線を向けた

皐「ふはは!うちは両親が厳しい人で、完璧主義なんですよ、ですからテストなどでは100点取らないと怒られていたので、必死こいて勉強してたんすw塾にも毎日通ってましたし、そのおかげかと」

田.西「毎日?!?!」

牛「頑張ったんだな、偉いぞ」

皐「ありがとうございます、さっ、俺の話はもういいっすよね、田中先輩と西谷先輩はちゃっちゃとこの問題解いちゃってください」

田.西「せんぱい…うぉーし、やるぞー!!」

田中と西谷の雄叫びを合図に、皆は再び勉強モードへと移行した


〜10分後〜

田.西「………………」

勉強モードへと移行した2人は、撃沈していた

背後は暗く見え、チーン、という音が聞こえそうなほど、静かに、撃沈した

白「流石に早いだろ」

川「しかも今やってる問題、1年の頃のやつじゃん…」

縁「なんかごめんな、皐月川」

皐「いえ、ここまでてこずったのは影山振りですわ…」

田中と西谷だけでなく、縁下と悠鬼までもが、撃沈している

正「……何この暗い空気…」

皐「おぉ正人、ちょうどいいや、お前この2人の勉強見てやってよ…」

正「は?普通中3にそんなこと頼む?ったく…ちょっと参考書見せてください」

木「これでいいか?」

成「え、鬼山くんって高校の勉強できるの?」

正「いえ、俺は悠兄や弥生兄と違ってそこまで勉強進んでません、でも教科書や参考書見れば、多分できます…っと、あぁこれかぁ」

正人は悠鬼の急な要請に不満を漏らしながらも、それに応えるべく木下から参考書を受け取り、田中と西谷が躓いている問題に目を通す

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点O - めちゃくちゃ面白いです!オリジナルキャラの性格とか名前好きです!ストーリーや設定ももちのろん好きです!更新頑張ってください! (2020年5月29日 3時) (レス) id: 0f610149d7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜並木 | 作成日時:2020年5月14日 1時

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