第31話 スパルタ ページ14
皐「オイゴラ日向!!んでそこの問題でその公式使うんだよ、どう見たってこっちを使うに決まってんじゃねぇか!?」
日「ヒィッ、さ、サーセン!」
皐「影山てめぇもだ!スペルミスしすぎだ!それ英語じゃなくってローマ字になっちまってんぞ!」
影「っ!…ス、スペルってなんすか?」
皐「なぜそれを今聞く?!工!てめぇはボサっとしてねぇでさっさとその問題解け!?」
五「はっはい!!」
澤「皐月川って、結構厳しいんだな……」
菅「こ、怖ェ…」
大広間に響き渡るは、悠鬼の怒声
現在1年生たち(主は日向・影山・五色)に勉強を教えていた悠鬼であったが、3人の様子にイライラを募らせていた悠鬼は、とうとうその堪忍袋の尾を切り、ヤンキー口調で指導にあたっている
この姿を既に見たことのある白鳥沢は、既に慣れた様子だが、烏野の面々は、実質一回しか会ったことがなかった上、その一回や月バリで見かける悠鬼の様子と全然違う、今の悠鬼の姿に若干の恐怖を覚えている
特に、数分後に悠鬼は2年生たちの元へ向かうため、2年の烏野おバカ2人組は顔の血の気が、既になくなっていた
東「さ、皐月川っていつもあんな感じなの?」
弥「まぁ身内の前ではあぁですね、悠くんって普段は猫かぶった爽やかイケメンですけど、実際結構短期ですし、挑発には乗せられやすいしで、意外と単純なんですよ」
菅「へぇ、ちょっと意外だべ、皐月川ってそこそこマセてる印象あったから…」
柚「兄さんは身長に似合わないお子ちゃまですよw」
皐「柚鬼、聞こえてるからな、背後には気を付けろよ」
3年生に混ざっていた弥生と柚鬼が、各々の悠鬼に対する印象を話していたら、2年生の机にやってきた悠鬼にガンを飛ばされた
縁「あ、皐月川、早速で悪いんだが、ここ教えてもらってもいいか?」
川「あ、そこ俺もわかんねぇや」
皐「うっす、この問題は応用っすね、これとこれで式ができるので、あとはこの公式に当てはめていけばわかるっすよ」
木「すっげ、ちゃんと解けた!」
成「皐月川ってバレーもすごいけど、勉強もすごいんだね」
田「よく2、3年の勉強が理解できるよな」
西「まったくだ、2年の俺らでさえ、この問題は理解不能なのに…」
白「お前らは理解する前に諦めてんだろ、あと悠鬼はそれだけじゃないからな、楽器も演奏できるしスポーツだってバレーだけじゃねぇんだよ(少々ドヤ気味)」
皐「ふはは!それほどでもねっすよwww」
122人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
点O - めちゃくちゃ面白いです!オリジナルキャラの性格とか名前好きです!ストーリーや設定ももちのろん好きです!更新頑張ってください! (2020年5月29日 3時) (レス) id: 0f610149d7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:桜並木 | 作成日時:2020年5月14日 1時