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第30話 身内(3) ページ12

ダッダッダッダ スパンッ

「え?!ちょ、悠兄?!なんでいるの?!何この人数?!…っ?!影山さん?!」

大広間の襖を勢いよく開け放った、またまた180cmをゆうに超える身長の男が、戸惑いながら、声を荒げる

柚「ちょっとまーくん、帰ってきてそうそう何騒いでるの?あ、先輩方、持って来てくださったお菓子、とりあえず皿に分けましたよ〜」

柚鬼はそう言いながら、ポテトチップスやクッキーなど、様々な菓子の乗った大皿を各学年ごとの机に置く

弥「あ、正人(せいじん)くんおかえり〜、んで持ってただいま〜」

「いや何呑気なこと言ってんの?!テメェらいつ帰って来た!なんで先に言わない!あと“せいじん”じゃなくって“まさと”だ!?」

皐「こいつは北一バレー部の現主将、3年のWS、鬼山正人(きやままさと)、普段は菩薩みたいな奴っすけど、ちょっと短期っす」

正「あ、どうも皆さんはじめまして〜、っじゃない!おいコラ悠鬼この野郎!なんで連絡入れねぇんだよ!?」

正人はそう言いながら悠鬼を睨みつける

皐「え、あ、悪りぃ、忘れてた」

正「んでだよ!」


弥「せいじんくんめっちゃキレてるwww」

月「……彼いつもああなの?」

影「俺が知ってる鬼山はもっと笑ってたぞ?」

柚「まーくんは情緒不安定なんですよ、特に俺ら家族の前だと…、今完全に動揺しすぎて周り見えてませんねwww」


皐「いや、俺が悪かったって…、それよりいいのか?大好きな影山さんが見てるぞ」

正「へ?………)ボンッ(影山さん!?あいやあのこれは別になんでも…///」

影「ん?」

正人は影山を再び視界に入れると、ボンッ、と言う音と共に顔を真っ赤に染めながら慌ててる

澤「なぁ皐月川、鬼山ってもしかしなくても、影山のこと…」

皐「えぇ、大好きっすね、それがLIKEかLOVEかまでは知りませんが、尊敬していることは確かっすw」


月「え、あれって、マジ?」

弥「まじまじwww中学の頃から影山の背中ばっか見てるよせいじんくんはwww」

日「ん?どう言うことだ?」

五「おまっ、あの真っ赤な顔見てわかんないのかよ…」

日「(ムッ)何がだよ…」

谷「えっとね日向、つまり鬼山くんは、影山くんのこと…///」

山「うわっ、谷地さん大丈夫?!」


田「ほ〜、影山のことを慕う後輩かぁ」

西「スッゲェ顔真っ赤だなwww」

縁「影山本人はよくわかってないみたいだけど…」

白(あんな顔真っ赤なのにわかんないってなんだよあいつ…?)

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点O - めちゃくちゃ面白いです!オリジナルキャラの性格とか名前好きです!ストーリーや設定ももちのろん好きです!更新頑張ってください! (2020年5月29日 3時) (レス) id: 0f610149d7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜並木 | 作成日時:2020年5月14日 1時

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