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「ど、ど、どどうしようミキ…!」
現在半泣き状態の私は片手にフェイスブラシ、片手にスマホ状態。ついにやってきてしまった。しばゆーとのご飯の日が…!
「まぁまぁ落ち着けって!ポジティブに考えな!ポジティブシンキング!」
「だってだってだって…!今からしばゆーと2人きりで…!ああああああああぁぁぁ!無理!」
「無理じゃなーい!嬉しくないの?好きな人とご飯行けて」
ミキがそういいながら私の髪の毛をセットしていく。いや、嬉しいけども…。
「私がこんな幸せでいいのかなぁって。他にもしばゆー推しの人はいっぱいいる訳だし…。」
「まぁ今日ぐらいいいでしょ!いつも頑張ってるご褒美だと思っていっぱい話してきな!」
ミキはそう言うと、ヘアアイロンをおいて「はい!可愛いAちゃんの完成〜」と言った。ミキは性格は男っぽいけど、とにかく女子力が高い。だから何かとミキに教えてもらうことは多いし、やってもらうこともしばしば。
「…はっ!!!」
「びっくりしたぁ…なに、急に」
「しばゆーと何話せばいいか分かんない!どうしよ、ミキぃー!!!」
私がそういいながらミキの腕を振り回すとミキはため息をついた。そして私の肩を強引に掴み、
「そんな心配しなくても大丈夫!Aらしく!ね?」
「うぅ〜…頑張るよ〜」
「ほら!もうそろそろ時間!急いでメイクしちゃいな!」
ミキはそう言うと、ヘアアイロンを片付け始めた。ミキにはほんとにお世話になっている。ミキはほんとに頼りになるお母さん的存在。私が困ってる時、いつでも手を差し伸べてくれる。
「ミキありがとう!行ってくるね!」
「うん!楽しんで〜」
私はバッグ片手にミキの家を後にした。集合場所は私たちが出会った公園_。
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さや - めっちゃ良かった! (2020年10月30日 11時) (レス) id: f76329b1fd (このIDを非表示/違反報告)
きこちゃむ(プロフ) - ぴぽさん» 返すの遅くなってごめんね!わかる!!笑てっちゃんいい子すぎて泣きそう…笑 (2020年2月24日 6時) (レス) id: 0f9c21f7de (このIDを非表示/違反報告)
ぴぽ - 最後のちょっと切ない感じが好き!てっちゃんの優しさが伝わってくるし!! (2020年1月27日 21時) (レス) id: b1e76f0a73 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぽ - うん!!よろしくね〜! (2020年1月26日 18時) (レス) id: b1e76f0a73 (このIDを非表示/違反報告)
きこちゃむ(プロフ) - ぴぽさん» ありがとううううう!!!仲良くしよしよ! (2020年1月26日 16時) (レス) id: 0f9c21f7de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きこちゃむ | 作成日時:2019年10月16日 18時