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そして待ちに待った日曜日。
私はいつもより時間をかけてメイクして、服決めて。こんなのしばゆーと飲みに行った日以来。
「…よし!」
私は口紅をしまい、お気に入りのバッグを持って家を出た。
待ち合わせの公園までは歩いて行ける距離なので久々に公園までの道を歩く。
公園につくと、てつやくんらしき人が見えて少し走った。すると向こうも私に気付いたようでベンチから立ち上がった。
「すみません…!待たせてしまって…!」
「全然!ってかまだ10:00になってないし!大丈夫だよ!」
てつやくんはそう言うとにこっと笑った。
すると、少しよそよそしくなって言いにくそうに口をひらいた。
「あの、さ…ここで話すのもあれだし…
俺の家来ない?」
「え…?」
「あ!その、そんな嫌だよね!急に家とか…」
「…てつやくんがいいなら…お邪魔してもいいですか…?」
もしかしたらしばゆーが来るかもしれない。
今度の撮影の相談とかで来るかもしれない。そう思ったらもう止められなくて。
気づいた時にはてつやくんの車の中にいた。
「Aちゃんって何年前から東海オンエア好きなんだっけ?」
「4年…ぐらいですかね」
「ふぇ〜ありがてぇ〜!笑」
てつやくんはそういいながら車を走らせる。てつやくんは気を使っているのか話を続けようと頑張ってくれた。
そんなこんなでてつやくんの家に到着。
「お邪魔します…」
「どーぞ!汚いけど笑」
「…あ!バジュちゃん!!」
「ほんとに動画みてくれてるんやね笑」
「見てますよ!!バジュちゃん可愛い〜!」
私がそう言うとてつやくんは「そこら辺テキトーに座ってていいからね!」と言って別の部屋に行ってしまった。
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さや - めっちゃ良かった! (2020年10月30日 11時) (レス) id: f76329b1fd (このIDを非表示/違反報告)
きこちゃむ(プロフ) - ぴぽさん» 返すの遅くなってごめんね!わかる!!笑てっちゃんいい子すぎて泣きそう…笑 (2020年2月24日 6時) (レス) id: 0f9c21f7de (このIDを非表示/違反報告)
ぴぽ - 最後のちょっと切ない感じが好き!てっちゃんの優しさが伝わってくるし!! (2020年1月27日 21時) (レス) id: b1e76f0a73 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぽ - うん!!よろしくね〜! (2020年1月26日 18時) (レス) id: b1e76f0a73 (このIDを非表示/違反報告)
きこちゃむ(プロフ) - ぴぽさん» ありがとううううう!!!仲良くしよしよ! (2020年1月26日 16時) (レス) id: 0f9c21f7de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きこちゃむ | 作成日時:2019年10月16日 18時