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誰推しか、なんてそんなのしばゆーに決まってるよ。でも、でもね、しばゆーが、あなたがそれを知ったらどう思うのかなんて考えても考えてもわからなかった。
「やっぱり忘れていーよ!答えるのちょ…「てつや…くん」」
「え…?」
え…?え…!?今、てつやくんって…。
そんなはずじゃ…!私はしばゆー推しなのに…!
でもそんなこと言う勇気もなかったけど…!!
とことん自分が嫌いになった。もー、いや。
「…それじゃあ私はもう行くね。ありがとう、しばゆー」
「ん、またね」
「またね」
しばゆーの車から降りて自分の家の玄関の鍵をあけて中に入る。カバンを適当に放り投げて、ソファへと寝転がる。嘘、ついちゃった…。どうしよう…。
そんなことを考えていると、玄関からインターホンの音が聞こえた。誰だろう…?そう思いながらソファから立ち上がり玄関に向かう。
「A、久しぶり」
「ヒロト…」
玄関のドアを開けると目の前にはヒロトがいた。ヒロトは私の顔を見ると驚いたような顔をしてこう言った。
「お前…なんで泣いてんの?」
「え…?」
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さや - めっちゃ良かった! (2020年10月30日 11時) (レス) id: f76329b1fd (このIDを非表示/違反報告)
きこちゃむ(プロフ) - ぴぽさん» 返すの遅くなってごめんね!わかる!!笑てっちゃんいい子すぎて泣きそう…笑 (2020年2月24日 6時) (レス) id: 0f9c21f7de (このIDを非表示/違反報告)
ぴぽ - 最後のちょっと切ない感じが好き!てっちゃんの優しさが伝わってくるし!! (2020年1月27日 21時) (レス) id: b1e76f0a73 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぽ - うん!!よろしくね〜! (2020年1月26日 18時) (レス) id: b1e76f0a73 (このIDを非表示/違反報告)
きこちゃむ(プロフ) - ぴぽさん» ありがとううううう!!!仲良くしよしよ! (2020年1月26日 16時) (レス) id: 0f9c21f7de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きこちゃむ | 作成日時:2019年10月16日 18時