１歳差の不良 (ページ36)

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教室に戻ってからるりにいきなり飛び出してどうしたのって聞かれたけどなんでもないって答えておいた

るりには何となく北人くんと付き合った事バレたくなくて

それから北人くんは一向に学校に戻ってくる間もなく放課後に。

「A～今日駅前のスイーツ店行かない？」

『あぁごめん、今日用事あって』

「そっか～じゃあまたね！」

バイバイって手を振って私は急いで下駄箱に向かった

北人くんもう来てるかな…

下駄箱に着いたら北人くんが壁にもたれてて……

なんか絵になるな笑

ずっと北人くん見てたら私に気付いたみたい

「やっと来た、行くぞ」

『うん！』

先々歩く北人くんの背中を追って私も隣に並んで歩いた

『どこ行くの？』

「ん～女子ってどういうの好きなんだろ」

直接聞いてくるタイプ？なのか、、

『えーっと私はアクセサリーとかスイーツとか好きだよ』

アクセサリーか…っと顎に手を置いて悩む北人くん

「何が欲しいかな」

え？なんでちょっと疑問形なの？私目の前に居るんだから素直に聞けばいいのに、笑

『私はピアスとか、かな』

「小さ目？大き目？」

『私は小さ目？かな』

なんでこんなに分かりやすい質問してくるの？笑

『ね、ねぇ』