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それからしばらく2人で子猫と遊んでたら子猫は眠くなったみたいでダンボールの中で寝てしまった
「やっと寝た〜」
『へへ、寝顔も可愛い』
「だな」
吉野北人の方をチラッと見るとまた優しく微笑んでいて
案外いい人なのかも
何故かまたドキン、と胸が高鳴った
子猫を河川から少し離れた所に置くと吉野北人は立ち上がって何も言わず歩き出した
『え？ここに置いとくの？』
「俺の家じゃ飼えねえから」
寂しそうにそう応える吉野北人。
きっとあそこにいたら寒いだろうな
だけど私の家で飼えるわけも無い。
けどこのままじゃいつか、
『……っねえ！』
「ん？」
『里親！探さない？』
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作者名：苺大福 | 作成日時：2019年6月18日 22時
