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(45):Bullying ページ15

月曜日の朝。私は清々しくも無く、ただ愛想笑いを浮かべて教室へと続く廊下を歩く。
途中、コチラをチラチラと見ては小声で何かを言っているバカが見えたが、気にしない。
イザとなれば消すからね。
教室に入り、自分の席に近付くと、汚い字で落書きが施された机があった。
ガキかよ。
確かこの字は……




「宮田、森村」




低い声で犯人らしき人物の名前を呟くと、ざわめいていた教室がシン、と静まり返った。
なるほど、図星か。




「この机に落書きしようが花添えようが勝手だけどね……


次やったらコッチも出るとこ出るよ?」




私はその2人に近づき、肩を叩いてそれはもう素晴らしい笑顔で言った。
机はどうしようか迷ったが、取り敢えずそのままにしておく事にした。
証拠証拠。
それに、油性で書いたのなら、多少は跡が残るし、隙間にインクが入り込んで、全部は消えないからね。




「あと3分で本鈴鳴るぞー席に着けー」




重々しい空気の中、ソレを破るかのように入って来た担任。
コイツは“全て”を知っている。
この学校には、幾つもの盗聴器と監視カメラが設置されている。
だから、この仕事に関わる組織の人間は全員、いつでも状況を把握出来るし、学校であんな事やこんな事をしているのも全てバレている。




「おい、麝香(じゃこう)。机どうした」



「…知ってるんだよね?センセー」



「おいおい……。何をデマ言ってんだ。新しい机、持って来てやっから、“大人しく”しとけよー」




その言葉は私に向けられたモノなのか、それとも関口(せきぐち)愛水(ありさ)に向けたのか……。
言葉の意味を考えながら、私は後ろの方で微かに誰かの殺気を感じていた。

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設定タグ:名探偵コナン , 転生トリップ , 安室透/降谷零   
作品ジャンル:アニメ
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A - 何がしたいのかいまいちわからない。組織を壊滅したいとか言ってる割には ムカついたからクラスメイト殺します。とかやってること犯罪者だし、思考がガキ。読んでてただただ主人公に嫌気がさしました。 (2018年9月1日 0時) (レス) id: 2f4ff48b26 (このIDを非表示/違反報告)
サラン(プロフ) - うららkさん» 有難うございます!ご期待に添えられるよう、これからも頑張っていきます! (2017年2月17日 16時) (レス) id: 35f8c5cbb5 (このIDを非表示/違反報告)
うららk - とても面白かったよ!更新頑張ってね(^ω^) (2017年2月17日 15時) (レス) id: c357f5467c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サラン | 作者ホームページ:http://uranai.  
作成日時:2017年2月14日 18時

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