Snowman on such a day 4

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橙side


VTR見てる時、
すごい視線感じて見てみるとめめで。


口パクで「しんどくない？」やって。

気付かれてしもた…って思ってけど、
収録はやりきるから「大丈夫」って言うてんけど…笑

めっちゃ疑いの眼で見られてさ、
思わずちょっと笑てもうたわ。

心配してくれるんは嬉しいんやけどなぁ笑


共演者の方に気付かれてしまうと、
皆さん優しい方々やから気を遣わせてしまうやろ？

それは避けたいからさ。


とりあえず、
VTR見て？ってしたら何か言いたそうな顔してたけど
また集中しだしたからひと安心。


クイズが振られて来た時、
ちゃんと答えれたみたいで良かった、、、

俺の頭の中ではもう、
いつも通りにって事と収録をやりきる事しかない。


相変わらず、身体はしんどい。

でも、頭は割とはっきりしてる。
重い感じがあるのはあるんやけど…


たまに感じる視線で、
気ぃ抜いたらあかんって思えるから丁度良かった。

ぼーっとはしてられへんなってなるから。




休憩まで持ちこたえた。次はコメント録りやって。


めめは多分、
休んで欲しいって思ってるんやろうなぁ。
ちょっとそわそわしてるもん。

申し訳ないなぁ…心配かけて。


やから、俺はいつも通りに振る舞う。
大丈夫って言う意味を込めて。


無事にコメント録りも終えて、
前室に向かおうとすると手を引かれた。


黒「康二、熱あるんでしょ？楽屋で休みなよ。」


橙「大丈夫やで、めめ。
　ほんまに心配かけてごめんなぁ…
　でも、収録はやりきるって決めたんよ。
　1回気ぃ抜いたらあかんと思うから。
　やから、いつも通り前室で良いねん。」


黒「、、ほんとは休んで欲しい。
　だけど…分かった。
　でも、ちょっとでもヤバいって思ったら言ってね？
　これはマジで約束して？」


橙「うん、分かった。ありがとう」

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