Snowman on such a day 4

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黒side


ｶﾞﾁｬｯ))


ドアを開けた途端、
部屋の熱気が廊下に出ていくのがわかった。

これ、ふっかさん居なくて良かったね。笑
眼鏡かけてたら絶対曇ってるよ。笑笑


黒「おはよー
　この部屋暑くない？熱気がすごい。」


橙「おはよー！
　うそん、そんなに？」


黒「うん、むわってしてるよ？笑」


橙「マジかぁ。エアコンちょっと下げるわぁ。」


黒「うん、ありがと。
　今日そこまで寒かった？」


橙「マネージャーさんも言うてた！
　楽屋着いて寒かったから上げてたんよ」


黒「あれかな、
　広い部屋に１人だと寒く感じるかもね。」


橙「そうかもしれんなぁ笑

　あっ！そういえば聞いて〜
　こないだ言うてたやろ？あそこ気になってるって。
　椿とたまたま休み被ったから行ってきてん！
　ほら、見て〜」


ご機嫌に写真を見せてくれる康二。

最初は普通に聞いてたんだけど…


黒「ねぇ、ちょっと近くない？」


橙「えっ？あっ！ごめんよ？
　ついつい夢中になってもうた笑
　また、距離感バグってるって言われてまうなぁ笑」


黒「ほんとに。笑」


橙「気ぃつけなあかんわぁ笑」


黒「康二、寒い？」


無意識なのか、手を擦り合わせてる。


橙「ん？いや…？んー、ちょっと寒いかも」


黒「これ、膝掛けに使って？」


割りと厚着なのにね。
俺の上着を貸してあげることにした。


橙「良いの？ありがと！めめの匂いする〜笑」


黒「何それ。笑
　あー、でもそろそろ着替えるか…」


橙「ほんまや！着替えよか。笑」



この時に気付いてたら良かったんだけど………

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