目が覚めたら産屋敷邸だった件。

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貴方side




｢ｸﾞﾊﾊﾊｯ！！小娘！！この俺に食われに…｣







『ッうるせぇだまれぇぇぇえっ！！！』





ザンッ






｢ｸﾞｧｧｧｯ！！｣







『チッ雑魚がッ！！！』



え？キャラが違うって？






善逸の生霹靂一閃が見れないと悟ったからだよッ！！！！←





鬼｢女だァッ女ァッッッ！！｣







『霹靂一閃見たかったァァァ！！！！』





鬼｢え？｣←






ザンッとまた鬼を斬る。







幸い出てくる鬼は雑魚鬼ばかりで簡単に斬れる。






突き当たりが見えない廊下を走っていると





ポンッ








とまた鼓の音がし、突然、体が宙に舞った。









(『っえ？』)








一瞬のことに戸惑っていると自分が屋敷から放り出されたことを理解し、

隣を見ると善逸と正一君も放り出されて宙に舞っていた。








善逸は正一君を守るように抱え込んでに抱いていた。





(『…やっぱり、』)









『やっぱり、君は逃げないなぁ。』









そう言って、



『っ天の呼吸 伍ノ型……！！


真珠母雲！！！』


私達の下に雲を作りクッション代わりする。








ふわぁっと浮いた私達に怪我はない。善逸の頭からは血も流れていない。








『ふぅ…』






善逸｢……んん…あっ…あれ？俺……｣





正一｢僕達…窓から出されたんじゃ…｣






『私の呼吸で雲を出してその上に落ちました。なので怪我もないはずですが…』






そう言い2人からものすごい礼を言われる。





あはは…と笑っていると、





__________唐突にそれはやって来た。









「猪突猛進、猪突猛進！！アハハハハハ！！鬼の気配がするぜ！！」








猪の被り物をした男の人……伊之助が、バァンッ！と玄関の戸を壊しながら出てきた。







善逸は伊之助を見ると「あっ！」と声を上げる。






善逸｢あいつ……！今声聞いてわかった…！！6人めの合格者……最終選別の時に誰よりも早く入山して誰よりも早く下山した奴だ！！」






｢せっかち野郎！！｣








最終選別に残ったという事は無事鬼殺隊員になってるということだ。







が、私が心配するのはこの次のこと。







バッっとその場を後にし一瞬で箱の前まで行き箱を持つ。







伊之助は｢見つけたぞォォォ！
｣と言ってこちらに向かって来た。

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