検索窓
今日:51 hit、昨日:140 hit、合計:1,434,024 hit

38 ページ40

NOside


ある柱の2人は、産屋敷耀哉直々に、新人隊士の初任務の様子を見に行って欲しいと言われ、少し離れた街へ来ていた。




どうやらその隊士は産屋敷の実の子のように愛している人間であるらしく、


「見るときっと驚くことがあると思うから、退屈はしないと思うよ。」


と言っていたので遥々見に来たのだ。




「…見つけたよ、兄̀さ̀ん̀。」

「あぁ。あいつか。」





2人からみたらその少女は自分よりも少し背が低く、とても鬼を斬れそうにないようにみえた。

しかも対峙している鬼は血気術を使うという。初任務にして血気術とは、きっと手こずってしまうだろう。

もし殺られそうになれば自分たちが出ればいい。



そう思っていた。




でも実際どうだろう。




一気に間合いを詰めたと思えば腕を切り落とし、呼吸を使ったと思えば自分たちと似ている霧を使う。





もしかして同じ呼吸かと思えば、体を軽くしてタッと飛び、




今度は雷のような、バチバチッと青色の稲妻が走り一瞬にして鬼の首を落とした。






2人は唖然としていた。小さな女の子が目にも止まらぬ速さで首を斬ったのだから。







そこであることに気がつく。









「……っ兄さん、あの子、あの時の……!!」





ある少し昔のことを思い出した。





「……もしかしてあの夜の時のやつか…?!」









柱の2人は驚いていた。その小柄な少女は、声や素顔は見なかったけれど、鬼に襲われそうになっていた時の自分たちを助けてくれた、命の恩人そっくりだったのだ。







「…多分だけど、あの金髪は…」

「おそらく、そうだろうな。」








そう会話していると、少女がこちらを向く。








『っだれ!?』








これまた驚いた。まさか一般隊士、それに新人の隊士が柱の気配に気がつくなんて。







柱の2人はその場を後にし、







産屋敷が言った「退屈しない」という言葉をようやく理解する。





「…僕、ちょっと興味湧いたな。」





「あぁ…俺も。今度会えた時は、あの時の礼でも言おう。」








ふっと笑い、2人は颯爽と消えていった______





______________________________________

ここで大正コソコソ噂話!

Aちゃんの刀はどの方向からでも斬れる “両刃” にしてある刀です!



体が小さくて小柄な身なので少しでも斬りやすいようにという事です!

39→←37



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (1016 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1860人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 転生 , 愛され
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ひー(プロフ) - マイケルワカメwwすごくツボww (8月2日 9時) (レス) @page1 id: c24c294ffd (このIDを非表示/違反報告)
ミク - 私も、マイケルワカメが面白かったwwww (2021年9月25日 16時) (レス) @page39 id: c0f1b840e0 (このIDを非表示/違反報告)
まーちゃん姫 - 名前のセンスがありまくりですね!尊敬をこえて讃えます。 (2021年1月9日 16時) (レス) id: cabfd4d154 (このIDを非表示/違反報告)
ぴゃさん - 焦ってる味ってどんな味なんだろ…今度友達が焦ってる時食べさせてもらおっ!← (2020年11月7日 14時) (レス) id: e5f52d7032 (このIDを非表示/違反報告)
アヤ - ぽむさん» 本当それなw (2020年6月6日 15時) (レス) id: 30bf734d60 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:タラの芽 | 作成日時:2020年5月23日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。