目が覚めたら産屋敷邸だった件。

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貴方side

“血気術 迷幻”

そう言い鬼は、シャボン玉のようなものを出して閉じ込めようとする。


なるほど。これに閉じ込めてる間に食ったんだな。


この鬼は目玉が身体中に付いており、どこへ走っても視界に入ってしまう。それに図体がデカい。

とならば…



『天の呼吸 参ノ型 _______ 霧雨の夢灯籠』



霧を作って鬼の視力を遮る。この霧は鬼側からすれば何も見えないが、人間には霧もなにもかからない。



(『……視界なら消せばいい。』)


｢っ！！なんだこれ！！見えねぇじゃねえか！！おいガキ！！何しやがった！！｣


『…教えるわけないでしょ。』


鬼がジタバタと暴れる。

その度にドォンッといって街の人にも迷惑がかかると思い、




『五月蝿い。迷惑。』




『天の呼吸 肆ノ型______青天霹靂』





タッと地面を蹴り鬼の首まで飛んで、肆ノ型でﾊﾞﾁﾊﾞﾁﾊﾞﾁｯと雷の音を立てて一気に首を斬った。


鬼は｢クソっ……クソっこんなっ…こんなガキに…！！｣
といって消えていった。


(『っあぁ〜！！！うるっさ！？なんなんだよガキガキって！！』)



と鬼を睨んでいるとふと気配がする。


味からして…2人。でも鬼ではないようだ。



『っだれ！？』



そう振り返るが誰も居ず、しばらくすると味もしなくなった。


(『…誰だったんだろう。』)

そう考えていると、

バサバサッと音がし、見上げると


｢ツギノニンムニイケ。ドウキトノゴウドウニンムダ。コノヤシキマデイケ！｣

と声がした。



『合同任務…同期…鼓の屋敷……



え、まさか。』



同期ってもしかして炭治郎と善逸？と伊之助？と聞くと、


｢ポッポーーーーーッ！ソノトウリダ。オニヲツレタバカゲタキサツタイインガイル！｣


鬼を連れた鬼殺隊…炭治郎だな。


『馬鹿げたなんて言わないで。威嚇したらダメだよ。御館様にも言われてるんだから。』


私はもちろん禰豆子ちゃんを斬ろうとは考えていなかったが、事前に御館様に言われていた。

｢炭治郎と禰豆子は斬らないでほしい｣と。


｢ソノキサツタイインニナニカアルノカ。｣


『…善良な鬼がいるんじゃない。』


ソンナオニイルモンカ、と返してきたが、ふふっと笑って私は任務地へ歩いた。

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大正コソコソ噂話！

Aちゃんの鳩の名前は天空(てんく)。


漢字の由来は 天の呼吸の天、別名空の呼吸なので空、というところから！



ネーミングセンスな((

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